○着差1秒の意味を再考する
RATE BUSTER!では、コースの違いによって着差1秒の重みが大きく異なると考える。
従来は、芝レースの着差1秒を「1」とした時にダートレースは「0.7」、障害レースは「0.4」として計算していたが、RATE BUSTER!2では馬場状態、コースなどで細分化して使い分けることで、ルール値の精度を高めることに成功した。
特に、芝コースで馬場状態が悪い時の能力値の精度が大きく向上した。
○コース適性による予想の強化
枠順、スタミナ有利、先行力有利、瞬発力有利、血統など、重視する補正値をコース毎に変えることで、コース適性に合った馬に重みをおくようにした。
これにより、開催が始まった時のコース替わりなどで、大穴馬をピックアップできるようになった。
毎レース同じコースを走ることが多い地方競馬場では、スタミナ有利、血統の効果は出ていない。
○騎手補正値の見直し
従来は着度数、勝率、連対率、複勝率によって騎手ランクを設定していたが、6頭立ての1着と18頭立ての1着では意味合いが大きく異なるため、「6頭立ての1着」と「18頭立ての3着以内」を同じに見なすよう変更した。
レースの出走頭数が多い中央競馬では、やや精度が上がった程度ですが、出走頭数にバラツキが大きい地方競馬場では、著しく精度が向上した。
○地方競馬場間の降級処理
佐賀競馬場→大井競馬場への移籍などがあった場合、コースや砂質の違いにより大きくルール値を下げる馬が多数いたため、競馬場、クラス別に降級補正を行うようにした。
○新計算式による期待値の提供
従来は、期待値200%で算出した損益分岐点オッズによる推奨買い目を提供していたが、これでは高配当は獲れるが、的中率が低くなる傾向があった。
そこで、的中率からあらかじめ想定した誤差分である平均的中率×0.5を減算して期待値100%の損益分岐点オッズによる推奨買い目を提供するように改めた。
その結果、的中率と回収率をともに劇的に上昇させることに成功した。また、今まで儲からないとしていた少頭数レースでも儲けを出せるようになった。
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