■2004-01-31 東京 10R [ 立川特別 ] |
2004/02/05 23:52 |
さて先週も含め、以前からこちらに何回か書いている東京のダートコースの内有利・逃げ先行有利の傾向ですが、今年最初のこの開催でもこの傾向がやや見られます。まずは内枠ですが、1枠1番の連対率が35.3%と、やはり相変わらず内枠(と言ってもほぼ1枠)が有利の傾向が出ています。まあまだデータが少ないので、偶然かもしれませんが、人気薄での好走も目立っていますので、全く偶然という可能性は少なそうです。ただ、逃げ馬の成績は、1−2−2−12とむしろ平均よりは悪い方で、従来の東京に近づきつつあるのかもしれません。
しかし、個人的に推測している今の傾向が発生している理由からすると、逃げ馬が有利だから内枠が有利なのではなく、内枠が有利なので逃げ・先行が有利になっていると推定していますので、この逃げ馬の成績も今のところは傾向が変化したかどうかの強い判断材料にはなっていません。というのも、実はこの17頭の内、1枠から逃げた馬は皆無で、しかも人気薄の馬がほとんどでした。ただ、東京コースは直線が長い分、余計なハナ争いはあまり起こりませんし、内がハナを主張すれば、外側の馬はそれに逆らいにくいのも事実ですので、他の競馬場との比較でも、内の馬が逃げやすいはずなのですが、そういう傾向があったとしても、実際に逃げる気がある馬が内枠に入らないと、その傾向自体が表面化しませんので、サンプルを増やすためにも内から逃げる馬の登場を期待したいところです。ということで、今週も引き続き傾向を確認する必要がありそうです。
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