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中央レース&成績

 

2020年11月1日  4回東京8日目

東京
11R
天皇賞(秋) GI
2000m  3歳以上  オープン   国際  12頭 
定量 /  曇  15:40発走 
本賞金:15000、6000、3800、2300、1500

ブラストワンピース

 3戦無敗で臨んだG1日本ダービーは、2番人気に推されるも5着。古馬初対戦のG3新潟記念を大外一気の追い込みで勝利し、1番人気で臨んだG1菊花賞は4着。本番で弱いイメージを覆したのは、一昨年のG1有馬記念。勝負処から積極的に攻め、直線半ばで先頭に立つと、追撃してきた人気のレイデオロをクビ差抑え優勝。クラシックは逃したが、最後にグランプリホースの座を勝ち取った。  古馬になって更なる躍進が期待されたが、G2札幌記念を勝ったのみで、全体的には目立たなかった。5歳となった今年も、G2アメリカJCCを勝って好スタートを切ったが、G1大阪杯は昨年に続き着外。G1宝塚記念は勝ち馬から4.5秒も離された大敗に終わっている。  成績が不安定で掴みづらいところはあるが、有馬記念を勝ったように能力は上位。上り勝負になりにくい今の東京の馬場は、この馬に向きそうだ。

フィエールマン

 キャリア4戦目で、一昨年のG1菊花賞を制覇。昨年はG1天皇賞・春を制し、秋はG1凱旋門賞に挑戦も重い馬場に苦しみ12着と、キャリア唯一の大敗を喫している。  帰国後は、G1有馬記念に出走。断然人気のアーモンドアイをマークする形で早めに進出。結果的にこれが痛手となり、差し馬勢に飲み込まれたが、4コーナーで前につけていた馬で、掲示板に残ったのはこの馬のみ。マークしたアーモンドアイは9着なのだから、価値ある4着だ。今年初戦のG1天皇賞・春は、スティッフェリオの抵抗にあったが、ハナ差交わして連覇を達成している。  この秋はG2オールカマーから復帰予定も、熱発で回避。その後は順調に来ており、G1の3勝も全てブッツケなので、前哨戦を使えなくても問題はない。最近は長距離戦ばかりを走っており、G1の3勝も全て3000m超のレース。天皇賞春秋連覇は、2000mの距離が鍵になる。

クロノジェネシス

 昨春の牝馬クラシックは、G1桜花賞、G1オークスともに一押しが効かず3着。オークスから+20キロで臨んだG1秋華賞は、春とは違っていた。時計のかかる馬場にも対応し力強く抜け出すと、オークスで先着されたカレンブーケドールを逆転し、牝馬3冠最後のG1タイトルを手にした。  G1エリザベス女王杯5着で昨年は終え、今年はG2京都記念から始動。再度カレンブーケドールを破り、G1大阪杯へ。ラッキーライラックとの牝馬対決となったゴール前の接戦は、僅かにクビ差敗れている。上半期最後のレースに選んだのはG1宝塚記念。道中は中団につけ、3コーナーから進出すると、4コーナーで早くも先頭。その後は完全な独走状態となり、終わってみれば2着キセキに6馬身、3着モズベッロに11馬身と、G1では異例の大差をつける圧勝劇で、2つ目のG1勝ちを決めている。  東京コースは3戦2勝、負けた一戦もオークス3着と適性はある。驚異の成長力で、アーモンドアイに挑む。

キセキ

 3年前のG1菊花賞馬。その後3年勝ち星から遠ざかっているが、その間にG1の2着は4回ある。特に一昨年のG1ジャパンCでは、アーモンドアイの2着に敗れるも、果敢な逃げで世界レコード樹立の立役者にもなっている。  最近は出遅れや折り合いとの戦いにもなっており、今年のG2阪神大賞典は、2つの不安が露呈し7着。続くG1天皇賞・春はスタートこそ悪くなかったが、折り合いを欠いて直線失速している。G1宝塚記念では、しっかり脚を溜めることに成功し、勝負処から進出。最後はクロノジェネシスに水を開けられたが、2着入線で復権。するとG2京都大賞典でも、宝塚記念と同じようなレース運びで2着と、どうやら形ができてきたようだ。  G1天皇賞・秋は一昨年に出走し、勝ち馬レイデオロから0.2秒差の3着に来ている。不安点が出なければ、一昨年以上の結果も望める。

アーモンドアイ

 ここまでG1を7勝。そのうち4つは東京コースで勝ち取ったものである。特に一昨年のG1ジャパンCは、東京2400mを2分20秒6の驚異的な世界レコードで快勝。10頭のG1馬が集まり超豪華メンバーとなった昨年のG1天皇賞・秋も、2着に3馬身差と段違いの強さを見せつけている。  今年はドバイが中止になったこともあり、初戦はG1ヴィクトリアマイル。好位から抜け出すと、まるで調教を見るような余裕で4馬身差の楽勝を決め、7つ目のG1制覇。この勝ちっぷりからG1安田記念は、史上初となる8つ目の芝G1制覇が濃厚と見られた。だが先に抜け出したグランアレグリアに迫ることすらできず、2着確保が精いっぱいだった。  ドバイターフを勝つなど中距離G1は3戦無敗。そして得意の東京戦。ベストの条件が揃ったG1天皇賞・秋で、今度こそ8つ目の芝G1戴冠を決める。

ダノンプレミアム

 デビューから4連勝のうち3勝が重賞。G3サウジアラビアRCはレコード勝ち、G1朝日杯FSは後のG1馬ステルヴィオ、タワーオブロンドン、ケイアイノーテックに3馬身半差をつける楽勝、G2弥生賞は後のダービー馬ワグネリアンを子供扱い。もはや春の2冠は堅いという見方も多かったが、爪の不安でG1皐月賞を回避し歯車が狂ったか、G1日本ダービーは6着に沈み、以降は長期休養に入った。  復帰後はG2金鯱賞、マイラーズCを楽勝と再度進撃を開始。迎えたG1安田記念は、アーモンドアイとの対決が注目されたが、スタートの不利が大きく響きシンガリ。秋は天皇賞・秋、マイルCSの両G1で2着に入線している。  今年は豪州遠征を行い、G1ロンジンクイーンエリザベスSは重馬場が響いたか3着。G1安田記念は勝負処でバランスを崩すアクシデントもあって13着と、2年連続で不運に泣いている。昨年の天皇賞・秋は2着に来ており、良馬場なら巻き返せる。

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