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2025年3月9日 中山 11R
報知杯弥生賞ディープインパクト記念 GII 芝2000m
15:45
的 中
期待値レベル 7
予想時刻: 00:10
見解
まず馬場ですが、土曜は水曜に降った雨の影響が残って稍重スタートとなりましたが、午後には良馬場に回復。水分含水率が高い影響でマイル基準で先週より1秒ほど時計が掛かる馬場になっており、クッション値は高いものの先週よりもパワーが必要な馬場になっています。伸び所も内一辺倒ではなく、外からの差しも頻繁に決まっており内外イーブン。
土曜開催終了後に約15ミリの降雨・降雪がありましたが、ただでさえそこそこ水分を含んだ馬場に追い打ちをかける形になりますので、夜間時点では下手すると重馬場まで進行している可能性が。気温が低く馬場は乾かないでしょうから、日曜は稍重〜重馬場での開催必至。土曜以上に時計が掛かることになると思われます。パワー要素は必須ですし、道悪適性も問われるでしょう。

続いて展開ですが、前走は差す競馬になったものの本意ではなかったアスクシュタインがこのメンバー構成ならハナを主張。他に行きたいクチは見当たらず早々にハナは確定でるでしょう。好位には外からロードガレリア、内からは揉まれたことがないナグルファルも出して行ってアスクの外に切り替える策。他にブラックジェダイド、ジュタあたりも好位を形成します。早々に隊列が決まるため前半のスローペースは必至ですが、そこで鍵になるのがファウストラーゼンの存在。「今回も序盤は出たなりで運んで早めに動いて行く形が良さそう」と陣営は捲りを示唆していますので、最もペースが緩む2角を回ったあたり=4〜5F目から進出開始。これに合わせて前がペースアップするのはラスト5F目あたりからで、5Fロンスパ戦が濃厚と思われます。馬場が渋ってパワーが必要な状態での5Fロンスパ戦は体力が必要ですが、前半が楽な分だけ力があれば十分に残せる展開。かと言って前に居ないとどうにもならないわけでもなく、あまり脚質の有利不利は考えなくて良さそう。少なくとも「スローになるから前残り」みたいなことは無いです。

最後に、この世代における重賞(13頭立て以上戦のみ)の3連複配当を列挙します。

函館2歳S:37.8倍
小倉2歳S:75.2倍
ファンタジーS:1340.6倍
京王杯2歳S:171.4倍
阪神JF:375.3倍
朝日杯FS:174.6倍
ホープフルS:1405.0倍
フェアリーS:247.5倍
シンザン記念:228.3倍
京成杯:2097.3倍
クイーンC:231.7倍
チューリップ賞:156.6倍
フィリーズレビュー:1011.3倍

牡牝関係なく、とにかく荒れまくっているのがこの世代の重賞。1〜3人気馬が同時に複数頭馬券になったのは「函館2歳S」「小倉2歳S」「シンザン記念」の3レースだけ。これは異常事態と言っても過言ではないでしょう。荒れる理由は色々と考えられるのですが、先週ブログやXで阪神JFのレースレベルについて疑問を呈したように、レベルが高いと思われて当たり前のレースが実はそうではない=本来世代上位になる馬のデビューが実はこぞって遅れており、これまでの重賞のほとんどは実はレベルが低かった説、こういうこともあるのではないか?と薄々感じております。また考えも及ばない理由が存在する可能性もあり、とにかくロジカルに考えて出した結論が悉く間違っていた、と言うことが起こりまくっているのが、現3歳世代の重賞です。
だから弥生賞も荒れるのだ、と言うのは少々乱暴ではあるのですが、これまでの傾向を考えれば、そうなっても全く不思議のない話。こういう傾向を考慮に入れずとも、今年の弥生賞における上位人気馬の複数頭は少々怪しいと思っていますので、そうなのであれば荒れる前提で馬券を組むのも一つの方法だと考えました。こういうことを書いた途端に堅く収まってしまうのは世の中の常ではありますが、そうなったらもう諦めるだけ。予想成績が奮わない現状でもありますので、今回はいつもと違うアプローチで予想を組んでみました。

【2025 弥生賞ディープインパクト記念】
◎8ファウストラーゼン
○7アロヒアリイ
▲1レディネス
☆6ジュタ
△11ミュージアムマイル
△3ヴィンセンシオ
△12クラウディアイ
△9アスクシュタイン

本命◎8ファウストラーゼン
前走(24ホープフルS)ではデビューからの2戦の時計や内容に物足りなさを感じたことから軽視しましたが、古馬3勝Cを煽った調教の動きには不気味さを感じていたことは予想文でも書いた通り。結果は、前後半61.4-59.1秒のスローペースで緩んだ中盤で一気に捲り切る杉原Jの好判断が奏功して3着好走を果たしたわけですが、恐らく世間の評価は「緩みを利して捲ったので上手く行ったレース」と言うものだと思います。ただ事実は少々異なり、12.7-12.7秒と本来動くべきラップが緩んだ4〜5F目では動いておらず、12.0秒とペースが上がりかけた所で一気に捲っており、本馬はこの区間で11.0秒とかなり無茶なラップを踏んでいます。ラップが緩んだところで差を詰めることで消耗を最小限に抑えるのが捲りの基本で、ハッキリ言って杉原Jの対応は失敗。あそこで11.0秒もの無茶なラップを踏んでいますので、本来ならば最後に大きなツケが来てもおかしくはなかったです。それが、11.0-11.6-11.7-11.9-12.4秒と最後まで大バテせずに走破したのですから大変優秀で、あの持久力は高く評価されて然るべきですから、フロック視するのは危険です。
今回も恐らくスローペースで流れるでしょうし、陣営も捲りを示唆していますから前走と同じような競馬になると思いますが、18頭立て→14頭立てに減ることで馬群が短くなることは有利ですし、これでより適切なタイミングで捲りを打てれば、前走より粘りを増しても全く不思議ではないでしょう。今回も古馬3勝Cセブンサミットを煽る調教を披露してデキも良さそうですから、二匹目のどじょうを得られる可能性は十分にあります。血統から馬場が渋るのもプラスに。

対抗○7アロヒアリイ
強く追われる場面無く2馬身半差の完勝だった新馬戦はなかなか優秀でしたが、同日古馬2勝Cに劣る時計でレベルは高くなかった前走で2着に敗れたことは物足りず、普通に考えれば能力が足りないと判定してしまいます。ただ、この前走が少々歪なラップで、レースラップこそ前後半59.1-61.6秒のハイペースでしたが、このラップを作ったのは後続を離して逃げた前2頭のもの。3番手以下馬の実質的なラップは同60.2-60.5秒の平均ペースで、後半5Fラップは11.8-12.4-12.4-12.4-11.5秒と言うもの。普通はラスト5F目に11.8秒を刻んでいるので、そのまま11秒後半のラップを踏んでいって最後は消耗して行くのですが、ペースが上がるどころか12.4-12.4-12.4秒と緩み続けたのは3番手馬がバテた前2頭を交わすか躊躇してブレーキを掛け続けたから。ここまで緩みまくると後方馬は労せず前との差を詰めるわけで、道中最後方に居た7人気馬が勝ったのはそういうカラクリです。また、パワー型持続系馬だった母の血を継ぎ瞬発戦が得意ではない本馬にとって、ラスト2Fで12.4-11.5秒と急激にギアチェンジした流れは最悪で、あれでは2着に負けるのも当然。11.8秒を刻んだラスト5F目から一貫してペースが上がり続けていれば間違いなく勝っていたでしょうし、同日2勝Cより0.6秒時計が遅かったのもラスト4F目から長らく緩み続けたことが原因で、まともな流れであれば2勝Cの時計を上回っていた可能性が高いですから、決してレースレベルも低くなかったです。
従ってここでも勝負圏に加わるだけの資格と能力はありますし、今回はファウストラーゼンが捲ってロンスパ戦になる想定ですから、持続力に長けた本馬には絶好の展開に。前述したように母エスポワールは道悪大得意でしたから、湿った馬場になることも願ってもないです。そして最後の決め手になるのが調教で、前走よりも目に見えて調教負荷を上げているのは勝負懸かりの証で、動きの方も文句なしに素晴らしいもの。これは賞金が足りている上位人気馬との差で、これだけ条件が揃えば一発あって良いでしょう。

単穴▲1レディネス
新馬戦は前後半49.3-47.3秒のスローラスト3F戦を後方追走から自身11.1-11.2-11.4秒で上がって差し切ったと言う内容。終始インベタで回った距離得はありましたが、ペースを考えればちょっと厳しいと思えた位置でしたし、この日の東京は風の影響で差しづらく芝では前残り傾向が強い日でもありましたので、キッチリと差し切ったのは立派。東京にしては時計が掛かっていた馬場を考えるとラップも悪くないもので、新馬戦としては標準以上の内容だったと思います。デビュー前の栗東CWコースで6F78秒台の時計を出せていただけに脚力は確かで当然の結果とも言えますが、この中間もかなり目立つ時計を連発。誰がどう見ても素晴らしいと思える動きからは並の馬とは思えませんので、素質はここに入っても見劣らないと思います。ただ、今回も前走のような極端な競馬をしてしまうと楽ではないですし、左回りのワンターン1800m戦から右回りのコーナー4回2000m、馬場も悪化と新馬戦と全く異なる条件になるだけに超えるべきハードルは高いですが、ただそれらを超えてしまえるのでは?と思えるだけのポテンシャルは感じますので、穴で狙ってみたいです。

4番手☆6ジュタ
本馬の全兄ミッキーラッキーは芝で2着→1着と好走したものの頭打ちになってダートに活路を見い出しており、矢作師も「将来的にはダート馬」と評しているように、芝の上がり勝負は最も苦手な展開。そういうタイプですから基本的にはワンペースで走る能力が問われやすいコーナー4回のコース向きで、小回りコースよりも瞬発力が要求される大箱コースが向くタイプではないです。ここまで3戦2勝、2勝が大箱コースで唯一の敗戦が内回り2000mと言うのは性質に反するもののように見えますが、新馬戦のパフォーマンスは時計・ラップ的に重賞を狙える馬のものでは無いですし、前走(25若駒S)にしても骨っぽい相手に勝ったものの、時計・ラップは2勝Cに届くか怪しいレベルなのでクラシックを目指す馬基準の判定では特に目立たないものですから、2戦いずれも特筆すべきものではありません。
逆に勝てなかった24ホープフルSの方が評価は出来て、このレースでは4着に敗れましたし、上位2頭とは脚力の差で負けたように見えた内容なので世間的には評価されないでしょうが、そもそもこのレースが新馬勝ち直後のキャリア2戦目だったことを忘れてはいけません。若駒と言うのはデビュー戦より2戦目、2戦目より3戦目、3戦目より4戦目で大きくパフォーマンスを上げるもので、特に4戦目あたりまでは上昇幅が大きいです。それだけに多くの出走馬が3戦目4戦目だったのに対し、2戦目だったことはかなりのディスアドバンテージで、ホープフルSがG1に昇格して以降、新馬勝ち直後に臨んだ馬は【0-0-1-15】で、唯一の好走例はG1昇格初年度でまだメンバーレベルが低かった2017年のもの。その時に3着好走したステイフーリッシュは後々まで重賞戦線で活躍したことはご存知の通りで、そう考えると4着と言う結果は悲観しなくて良いどころか高く評価すべき結果とも言えるでしょう。
そしてその話を証明するように、時計のみならず坂路の動きは正に超抜と言って良い素晴らしいものだった今週の追い切りは、24ホープフルS時を上回るもので顕著な成長が感じられるますから、ホープフルSよりもパフォーマンスを上げる可能性は高いです。また、ダート向きのパワー型だけに力の要る馬場も大歓迎、やや前向きさが強く馬群に入れたいので枠も大歓迎と条件もバッチリなのですから尚更。これらから上位人気馬の中では信頼できる一頭だと思いますが、痛いのは坂井瑠星Jから丹内Jへ乗り替わること。丹内Jは25中山金杯、25京成杯と今回と同舞台の重賞で結果を残していますし、中山中距離を得意としている騎手なので大きなマイナスは不要でしょうが、完全なテン乗りですから当然プラスにはならず。この点で少々割り引きました。

△11ミュージアムマイル
新馬戦では3着に敗れていますが、パドック段階からもっさりして前進気勢がなく、馬体もかなり緩い状態。レースでは派手に出遅れてもしまいましたので、あのレースは参考外と考えて良いです。見違えるように馬体が締まった2戦目以降は2勝2着1回と成績を上げましたが、未勝利戦では2着との差が0.2秒だったにも関わらず、昇級戦だった24黄菊賞では0.5秒差と着差を広げたのは、未勝利戦がスローラスト3F戦だったのに対し24黄菊賞はスロー4Fロンスパ戦だったから。未勝利戦における自身の上がり3Fラップが11.5-11.4-11.3秒だったように、反応は早くないですしトップスピードのレベルも大したものではないですが、代わりに長く良い脚が使える点が強みで、だからこそロンスパ戦になった24黄菊賞でパフォーマンスを上げたわけです。
そういう意味では前後半48.0-46.1秒のスローラスト3F戦だった前走(24朝日杯FS)は決して歓迎しない流れでしたが、展開利があったとは言え3着に2馬身半、4着には更に2馬身差を付ける2着にまとめたのですから立派でしたが、24黄菊賞が24京都2歳Sと同等かやや上回るレベルだったのですから当然と言えば当然です。そしてこの24朝日杯FSがハイレベルで、ホープフルSのメンバーは充実する一方で朝日杯FSのレベルが低下する昨今の傾向とは真逆になったのが2024年で、ドウデュースが勝った2021年、グレナディアガーズが勝った2020年と同レベルで古馬3勝Cに迫るものでしたから、そのハイレベル戦の2着はかなり価値が高く、今回のメンバーが残した記録の中では抜けて高いレベルのパフォーマンスでした。
従ってここではどう考えても能力上位ですから、後は諸々の条件が合うかどうかだけですが、距離については前走でも本当はホープフルSに出走したかったと陣営が語っているほどで(同馬主のクロワデュノールでホープフルSを獲れる算段でしたので、本馬は朝日杯に回されたと言う背景)、前述したように2走前(24黄菊賞)がハイレベルだったのですから距離延長は問題ないどころか歓迎。その24黄菊賞が4Fロンスパ戦でしたので想定展開に不安はなく、11.2-11.3秒とラップが速かったコーナー地点で外から捲って先頭列に並び掛けたように機動力は高いので内回りコースも全く問題ないでしょう。また、爪の形や道悪上手のフレンチデピュティの血が母方に入っている血統からも道悪馬場も心配なし。ただ、前走でもしっかり出遅れたようにゲートが安定しないのはマイナスですし、急坂コースで結果を残せていないのも不安点。更には1週前までに時計を出し過ぎたことで直前が不自然に軽くなっている調教過程も嫌なもので、賞金が足りている立場でもありますから、今回は取りこぼしがあっても不思議ではないです。それでも上位人気馬の中ではジュタと並んで信頼出来る一頭ではあります。

△3ヴィンセンシオ
新馬戦は8月終盤の新潟開催も終わりを迎える時期で、そこそこ時計が掛かっていた馬場状態。また、前半5F通過が67.0秒の超超スローペースで動き出しも遅かったが故に2分8秒も時計が掛かるレースに。一方、2戦目の24葉牡丹賞は高速状態だった昨年12月中山開催の初日で、前後半59.4-59.4秒とペースも流れたことで1分58秒8の決着時計に。新馬戦より5F通過タイムが7.6秒も速くなり、勝ち時計に至っては約10秒も速くなりましたから全く別物のレースだったわけですが、そういう両極端な流れに対応して連勝したことはかなり評価すべきで、かなりレースセンスが高い一頭だと判定出来ます。
ただ、24葉牡丹賞はレコード決着と言っても馬場を考えると時計はそこまで高く評価出来るものではなく、舞台こそ違えど距離が同じレースとしてはナグルファルが勝った24エリカ賞、ミュージアムマイルが勝った24黄菊賞の方が上の判定です。それでも他のメンバーとの比較では上位に位置するものなのでここでも勝負圏には居ますが、ビュイックJが「2400mあれば楽勝出来ていた」と語った長距離型なので、2000mならば前走のように体力が削られる淀みない流れが理想。スローペースで各馬余力を持って後半に入る展開想定は嬉しくないです。道悪はあまり良くないかも知れない爪の形も嫌ですね。

△2ナグルファル
ここまで2戦2勝。いずれもスローラスト3F戦を先行して押し切った内容ですから展開利があったことは事実ですが、それでも前走(24エリカ賞)の時計・ラップは同舞台の24京都2歳Sや24黄菊賞と同等レベルで、24京都2歳Sの2,3着馬は次走の24ホープフルSで2,5着に好走・善戦、24黄菊賞の勝ち馬ミュージアムマイルは次走の24朝日杯FSで2着に好走していますから、かなり高く評価すべき戦績だと言えるでしょう。スッと先行出来るスタートセンスが持ち味だけに、過去2戦と同じコーナー4回コースで内枠が取れたのは大きく、この条件であれば大崩れすることは考えにくいです。ただ、時計自体は優秀でも、かなりメンバーレベルが低いことでストレスの小さい競馬が出来たことは事実。骨っぽいメンバー相手に同様の立ち回りが出来るかと言われると少々疑問ですし、内で揉まれた場合にどうか、中山らしくロンスパ戦になった場合にどうか、急坂をクリア出来るか、初の長距離輸送(一泊競馬)がどうかなど証明出来ていないことも多く、特にテンションが高いタイプなので一泊競馬はやや不安になりますから、決して盤石とは言えないでしょう。これで上位人気必至なのであれば少々嫌ってみたいです。

△12クラウディアイ
新馬戦は前後半63.8-58.8秒のスローラスト2F特化戦をインベタ先行から抜け出すと言う勝ち方。ほぼ直線だけの競馬になったレースだっただけに、この一戦だけで能力判定するのは困難を極めますが、高速馬場下での動き出しが遅いスローペース、インベタ追走で距離ロスが無かったことを考えると自身の最速ラップ11.0秒は特筆すべきものではなく、ラスト2Fで11.0-11.1秒と僅かでも減速したことも物足りないものでした。それを証明するように、以降の重賞2戦は堅実にまとめてはいるものの、いずれも上位馬とは終いの脚で見劣ったと言う負け方。もっとペースが流れて上がりが掛かるか、もっと前で立ち回れないとチャンスは薄いと思えますが、今回は展開的に前者は望めそうになく、この枠では位置を取れるかも怪しいですから、圏内好走の可能性は高くないと思えます。それでも印を回したのはかなり調教負荷を強めており、どう見てもメイチ仕上げで権利取りを狙っていることが明白だから。予想以上にパフォーマンスを上げる可能性がありますから、その点を警戒して印を回します。

△9アスクシュタイン
前走はスタート後に外から挟まれて後方、初めて馬群内追走になったものの崩れず走れたことが収穫。しかも勝負所では前が詰まって一旦ブレーキを掛ける不本意な内容だったことを考えれば着差以上に評価出来て、前受けの競馬が出来ればチャンスは十分あると思えます。ただ調教負荷に不満があって動きも特に目立つものではないのが大いに気になるところ。前走とのギャップが大きい点でも不満足です。また単騎逃げが打てたとしてもファウストラーゼンの捲りで一気に厳しい展開になる可能性もあり、これらから重い印は打てず。ファウストラーゼンが捲って来ず楽な逃げになる可能性が多少はある点で印は回しますが、可能性は高くないでしょうね。

【買い目】
3連複
1,7,8−1,6,7,8−1,2,3,6,7,8,9,11,12(300円×34点)

合計10,200円

正直なところ予想オッズとは全く違っていて相当渋くなっています。従って当初予定の買い目を変更して買い目を絞っています(2列目から11を削除)。


以下は無印馬の短評です。
?ベストシーン
レイデオロ産駒に多く見られる速い脚に欠けたタイプで、2走前(24ひいらぎ賞)を除く4戦は全てスローラスト3F戦で速いラップを求められたことでパフォーマンスを上げられなかったもの。前後半45.8-46.6秒の前傾戦で持久力が問われた2走前で自身最高のパフォーマンスを記録したことは必然で、このレースが超ハイレベルでの3着ですから悪くはないです。ただ、ハイレベル戦とは言え、向いた展開でも3着までではここでは足りないですし、2000mは少々長い感。また右回りではモタれる面を見せますし、兄弟馬が道悪を不得意にしているように湿った馬場もマイナス。これらからちょっと印は回せないですね。

?ブラックジェダイド
新馬戦の時計・ラップは特に目立つものではなく、低レベルメンバーに恵まれた感が強い内容。直線でかなり内にモタれる若さを見せて、まだまだ未完成でもあります。それに加えて母父モンズンだけに恐らく揉まれ弱いタイプですから5番枠が大問題で、非逃げ競馬では高確率で馬群内追走を余儀なくされますので、能力を発揮出来ない可能性も高いです。これらからここでは見劣りが否めず。

?ロードガレリア
スローラスト3F戦だった新馬戦ではペースが楽だったこともあってナグルファルと接戦を演じましたが、スロー4Fロンスパ戦だった前走(24黄菊賞)では逃げられなかったこともあってミュージアムマイルに1.1秒差を付けられる完敗。この結果から逃げられないと脆そうですが、今回は自身の内にアスクシュタインが居るので逃げられない可能性が高いですし、戸崎Jでは無理に競って行くこともないでしょう。もし逃げられたとて、新馬戦でナグルファルに完敗ですから多くは望めず、どう転んでもここで圏内好出来る絵は描けません。

?ガンバルマン
1800m→2000mに距離を延ばしたことで成績を上げ、スローラスト3F戦だった2,3走前と違い、内回りの5Fロンスパ戦になって初勝利を挙げましたので、今回の舞台も展開想定も本馬に合ったものではあります。ただ、その前走の時計・ラップはかなりレベルが低いもので、勝ち切れたのは2〜6着馬が全頭次走で大敗を喫する低レベルメンバー相手だったから。前走より二枚も三枚もレベルが上の今回のメンバー相手では全く通用しないでしょう。

?マイネルゼウス
前走(25若竹賞)は直線で進路がなく、残り100mほどしか追えませんでしたので参考外で良いです。ただ今回と同条件だった2走前が時計・ラップいずれも平凡なものでしたし、一杯一杯に追われた上で何とか勝ち切った余裕のないものでしたから、あの時より大きくパフォーマンスを上げると思える根拠も無し。ここで印を回せるだけの根拠に欠けますので、軽視が妥当と思います。
予想印
馬番 馬名
1 5 8 ファウストラーゼン
2 3 3 ヴィンセンシオ
3 5 7 アロヒアリイ
4 7 11 ミュージアムマイル
5 8 13 ガンバルマン
6 6 9 アスクシュタイン
7 8 14 マイネルゼウス
8 1 1 レディネス
9 3 4 ベストシーン
10 4 6 ジュタ
11 7 12 クラウディアイ
12 2 2 ナグルファル
13 4 5 ブラックジェダイト
14 6 10 ロードガレリア
払戻金
単勝
8
1,690円
複勝
8
3
7
380円
200円
270円
枠連
3-5
1,330円
馬連
3-8
3,380円
ワイド
3-8
7-8
3-7
1,080円
1,710円
880円
馬単
8-3
10,740円
3連複
3-7-8
10,350円
3連単
8-3-7
85,910円
購入額 10,200円
払戻額 31,050円
収支 20,850円
予想買い目
3連複(通常)
1-3-7
 300円
1-3-8
 300円
1-6-7
 300円
1-6-8
 300円
1-6-9
 300円
1-6-11
 300円
1-6-12
 300円
1-7-8
 300円
1-7-9
 300円
1-7-11
 300円
1-7-12
 300円
1-8-9
 300円
1-8-11
 300円
1-8-12
 300円
2-6-7
 300円
2-6-8
 300円
2-7-8
 300円
3-6-7
 300円
3-6-8
 300円
3-7-8
 300円
6-7-8
 300円
6-7-9
 300円
6-7-11
 300円
6-7-12
 300円
6-8-9
 300円
6-8-11
 300円
6-8-12
 300円
7-8-9
 300円
7-8-11
 300円
7-8-12
 300円
1-2-6
 300円
1-2-7
 300円
1-2-8
 300円
1-3-6
 300円
300円x103.5倍=31050円払戻し
払戻金
単勝
8
1,690円
複勝
8
3
7
380円
200円
270円
枠連
3-5
1,330円
馬連
3-8
3,380円
ワイド
3-8
7-8
3-7
1,080円
1,710円
880円
馬単
8-3
10,740円
3連複
3-7-8
10,350円
3連単
8-3-7
85,910円