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2025年1月5日 中京 11R
スポーツニッポン賞京都金杯 GIII 芝1600m
15:30
的 中
期待値レベル 7
予想時刻: 00:10
見解
まず馬場ですが、中京芝は12月1・2週目がAコース、3週目がBコース、4週目は開催なしの例年通りのスケジュール。Aコース最終日、Bコース最終日いずれもまだ内は生きている状態で開催が終了しており、Aコース戻りになる今週も内が生きている状態での開催になると読みます。ほぼ例年通りと考えて良いでしょう。時計の出方も概ね例年通りでしたから、金杯はスローペースでなければ1分32秒6〜1分32秒2の間あたりでの決着になります。速くも遅くもない馬場でクッション値も9.1と標準ですから、あまり馬場の巧拙は出ないでしょう。

続いて展開ですが、オーキッドロマンスが主張しますが、セルバーグはコメント的に今回は位置を取りに行く競馬をしますので、この2頭でハナ争い。その他シャドウフューリー・フィールシンパシー・コナコースト・メイショウチタンあたりも好位へ。セルバーグはスタートからのダッシュが鈍いのでハナを取り切りに行くのかが微妙ですが、ハナを取り切れば消耗逃げが持ち味ですからハイペースに。オーキッドロマンスがハナでも、丸田Jはほぼ確実に中盤を緩めますので「急→緩→急」のペースに。つまりどちらがハナを切っても差し馬向きの展開になるわけですから、脚質的には差し馬を重視したいです。

【2025 京都金杯】
◎16ウォーターリヒト
○1ロジリオン
▲15ドゥアイズ
☆7サクラトゥジュール
△10セルバーグ
△5アスクコンナモンダ
△9シャドウフューリー
△12フィールシンパシー
△11コレペティトール

本命◎16ウォーターリヒト
祖母マチカネハヤテは全5勝を芝1200mで挙げたスプリンターで、母ウォーターピオニーも全3勝を1400mで挙げた短距離馬。そんな母系に1600m>2000mのドレフォンが付けられたのが本馬で、寸の詰まった体型からベスト距離はマイルで、1800mはギリギリこなせると言うのがここまでのレースを見て来た上での判定。小回りコースではコーナーでモタつく面を見せるので直線の長いコースがベストでもあります。初勝利を挙げるのに4戦を要したのは格下の鞍上であったことに加えて、適正外と思える距離、得意ではない内回りコースだったことが原因で、直線の脚には光るものがあったのは事実。ベスト距離且つ直線の長いコースに替わった7走前(24シンザン記念)でビックリの激走を見せたのにはそういう背景があったからで、24きさらぎ賞も含めてあの好走をフロック視することは危険です。
その後の春一連のレースでは連続凡走を喫していますが、5走前(24スプリングS)は内回りコースに加えて前後半50.2-46.3秒の超スローペースでレースのラスト2Fが10.9-10.8秒と究極に速くなる展開では後方馬はお手上げ。4走前(24皐月賞)は内回りに加えて適正外距離且つハイペースでは走れるはずもなく、3走前(24NHKマイルC)は伸びない外を通した不利もありましたし、そもそもそこまで9戦連続中5週以内で使い続けられたわけですから、目に見えない疲れもあったでしょう。しっかり休養を取った後のマイル2戦で鮮やかに差し切ったように、やはり大箱マイルコースでは強いですし、2走前(24キングカメハメハメモリアル)が前後半47.7-45.9秒のスローペース、前走(24キャピタルS)が同45.7-46.6秒のハイペースと真逆の流れで勝ち切りつつ、2走前の自身の上がり3Fラップは10.9-10.7-11.2秒とトップスピードのレベルはメンバー随一ですし、前走ではトロヴァトーレ・ロジリオン・レッドモンレーヴ・アスクコンナモンダと言った骨っぽい相手を下しつつ、24富士Sと同価値のタイムで走破と、連勝の結果だけでなく中身も非常に濃密。重賞即通用のパフォーマンスでしたので、ここでは最有力の一頭と考えて良いです。
位置が取れないことと大外枠が気になると思いますが、展開想定で書いたように差しがハマる展開になる想定ですし、24シンザン記念では4角16番手から僅差3着にまで差し込む強靭な末脚を持っていますのでナーバスになる必要は無いですし、中京マイルのフルゲート戦において16番枠の複勝率は上から4番目と言う厳然たる事実があるので、大外枠に関しても過度な不安は不要。ならば懸念材料はなくなりますし、今年2月で定年になる弱小河内厩舎にとって重賞制覇のチャンスなどなかなか訪れず、2018年以来となる中央重賞制覇の実質的なチャンスは所属馬のラインナップ的にここか東京新聞杯だけ。それだけに力は入っているでしょうし、年明けはまず関東圏で騎乗する田辺Jが本馬のためだけ(本日の騎乗は京都金杯だけ)に関西遠征を敢行していることからも勝負気配がプンプン。こういう面からもここでの好走確率は高いと思いますが、それでいて4人気で買えるのですから旨味も十分。本馬と心中すべき今年の京都金杯だと思います

対抗○1ロジリオン
ここまでのキャリア中で10.8秒以下のラップを記録したことが無いようにトップスピードのレベルは並でスパッとキレる脚がない代わりに、11.0〜11.2秒のラップを3つ続けられる持続力を持っていること、速いペースを追走しても終いの脚が鈍らない高い基礎スピードを持っていることが強みの本馬。そういう特徴に加え、近走では進境が見られるものの前向きさが強くて行きたがる面がありますので、これらからスローな流れよりもある程度ペースは上がって欲しいタイプです。
連続連対していた24クロッカスSまでとは違い、24ファルコンSからは堅実である反面、一押しが足りない結果になっていますが、24ファルコンSは直線でドン詰まって何も出来なかったノーカウント戦、24パラダイスSと24関屋記念はスローペースの競馬で道中では力み、直線では速い上がりに対応出来ませんでしたが、これらは本馬が最も苦手としている流れですから情状酌量の余地ありの敗戦で、これらを除けば24NHKマイルC3着→24富士S3着→24キャピタルS4着。それでも一押しが足りない印象に変わりはないわけですが、24NHKマイルCは24京成杯AHで格の違いを見せたアスコリピチェーノと0.1秒差なら悪くないですし、24富士Sもソウルラッシュと0.2秒差&斜陽とは言えG3なら1人気になるセリフォスに1馬身先着ならこれも全く悪くないもの。24キャピタルSはリステッドで4着では物足りないですが、あのレースは前後半45.7-46.6秒のハイペースに加えて、5〜6F目のおかしな位置でペースが緩んで典型的な「急→緩→急」の圧倒的差し馬有利になった流れを先行した展開不利ですから、4着でもむしろ褒められる結果(その他の先行馬は軒並み8着以下に大敗)。このように一見甘い結果も、その中身は非常に濃く、相手関係や時計からG3では上位の実績と言って良いものですから、能力はここでも最上位に位置します。
そうなると本馬向きの条件であるかが鍵になりますが、まず前に壁を作って折り合いやすい最内枠は絶好で、これはコーナーをロスなく回ることが重要になる中京コースを走る上でも大きなプラスポイント。また展開想定で書いた通りにスローペースはないだろうメンバーですから、本馬の高い持続力や基礎スピードが活きる展開。中京は24ファルコンSでドン詰まって何も出来ない中でも5着に走った舞台ですから不安はなく、そうなると好走確率は高いと思います。ただ、ここへの出走は当初予定していなかったと言う話があり、それを裏付けるように31日にも3日にもかなり強い調教を行っており、どうも急仕上げの匂いが。本命にすることも考えましたが、これがどうにも気になりましたので一段階評価を落としました

単穴▲15ドゥアイズ
本馬は瞬発力よりも持久力を要求される流れの方が得意で、また緩い流れではやや折り合いに難しさを見せる面も。22阪神JFから続く一連の世代限定G1ではレースを経るに連れて着順を落として行きましたが、これは22阪神JFがハイペース→23桜花賞が平均ペース→23オークスはスローペース→23秋華賞は超スローペースと、どんどんペースが落ちて行ったことが大きく関係しています。古馬との戦いになってからも同じで、共にスローラスト3F戦だった4走前(24阪神牝馬S)と6走前(23リゲルS)ではキレ負けして5着と2着に敗れ、スロー4Fロンスパ戦だった2走前(24クイーンS)では一歩足りずに4着に敗れましたが、前走(24ターコイズS)では前後半46.3-46.9秒、3走前(24ヴィクトリアマイル)では同45.4-46.4秒、5走前(24洛陽S)では同45.5-47.1秒とペースが上がり究極の上がりが求められなかったことでパフォーマンスを上げました。特に24ヴィクトリアマイルについては直線で長らく馬体を擦られ、その後に馬体をぶつけられる不利が無ければ2着はあったかも知れない内容でしたから価値が高く、理想の流れであればG3では能力上位です。
その割に前走では牝馬限定戦で3着に敗れていますが、これは外枠で前に壁が作れなかったことでやや行きたがったロスと、早めに手前が換わってしまったことで4角を上手く回れずに減速してしまった分の差と明確な理由がありますので、力不足ではありません(力不足であれば24ヴィクトリアマイルであれだけ走れない)。特に後者に関しては札幌でも同様の不器用さを再三見せていたことから左回りに替わることは悪くなさそうで、ペースが流れて理想の展開になりそうでもあるのですから当然上位の扱いになります。ただ、ペースが上がる点で心配は少ないかもですが、折り合い面を考えれば理想は内枠だったのは間違いなく、この不安点があることで上位2頭には及びません。

4番手☆7サクラトゥジュール
これまでまともに折り合えたことが無い(見た目的には)ほどに道中で行きたがって力んでしまうタイプで、それだけに中距離のペースでは自滅してしまうことがしばしば。そういうタイプだけに比較的折り合いが楽になるマイル戦の方が競馬をしやすいのですが、フィジカル的には持久力型の中距離馬ですから、瞬間的な速さが問われる流れは嬉しくなく、全体にペースは流れて欲しいタイプ。また掛かっているように見えても前に壁が作れると脚が溜まるようで、馬群内で競馬を進める形が理想でもあります。近走はかなり上下動の激しい戦績になっていますが、そのほとんどが折り合いを欠いたことが敗因になっており、折り合いが付いて非瞬発戦になったレースではOP昇級後でも4戦4連対、そしてこれら好走した4戦の内3戦は内枠で、重賞勝ちとなった24東京新聞杯は前後半46.1-46.0秒とそれなりにペースが流れて速い脚が求められなかったレースでしたので、これぐらい条件が揃えば重賞で勝ち負け出来ると言うことです。
今回は展開想定で書いたようにスローペースはないと思われますし、7番枠ならば馬群内で収めることが可能。キングJへの乗り替わりもプラスに働きますから、走れる条件は揃っています。今回は去勢明け初戦なので常識的には狙えませんが、調教後馬体重が527?(前走比15?増)と馬体重が減っていないことは何よりで、調教時計を見ていても影響は小さそう。去勢馬の扱いには一日の長がある堀調教師でもありますので大きな影響はなしと判断しました(同厩舎のシュトルーヴェやチャックネイトは去勢明け初戦から走った)。ただ、問題になるのは中京遠征。と言うにも、本馬は一泊競馬になると馬体を減らす傾向が強く、ここまで一泊競馬では7戦6凡走ですから、一泊競馬になる中京でのレースは馬体減りが心配に。これはマイナスに違いありませんので、その点で評価を落としました。

△10セルバーグ
2走前(24京成杯AH)は外枠且つスタートも速くなかったことから控える競馬を試みて4着に善戦しましたが、条件戦時代は逃げない競馬も出来ていましたので、さほど驚きは無かったです。それでもあの形で4着に走れたのは収穫ではありましたが、緩い道中を利して徐々に位置を上げ、4角出口では先頭列に並んだ武豊Jの好騎乗が導いた面が大きく、それでも3着には1馬身3/4差を付けられましたのですから、やはりベストは前で受ける形だと思わせました。それは引き続き差す競馬を試み、展開は向いたものの伸び脚平凡で8着にしか走れなかった前走(24スワンS)の結果が示す通りです。
そのあたりは陣営も把握しているようで、「(武)豊さんが乗った時(京成杯AH4着)は理想的な競馬をしてくれましたが、最後の最後で切れ負けしました。勝ち切るならやっぱり前々の方がいいですね」と鈴木孝師はコメントしていますので、今回は本来の逃げ競馬が第一選択になりそう。OP昇級後に初手からハナを奪い切ったレースは「23中京記念1着」「23関屋記念8着」「24小倉大賞典3着」「24エプソムC7着」の4戦2好走ですが、序盤からハイラップで逃げて後続の脚を削ぐ逃げがベストなだけに、直線が長すぎる東京や新潟外回りは戦いにくく、この2コースを除くと2戦2好走。中京芝1600mは23中京記念で逃げ切っている舞台だけに、再度同じ形のレースが出来ればここも面白いです。ただ、かなりテンの脚が遅いだけにオーキッドロマンスの外からハナを奪い切れるのかは少々疑問ですし、田口Jがハイペースで逃げるべきことを理解しているかも怪しいところ。ハイペースで逃げることが決定しているなら本命印さえ打てますが、不確定要素が多いだけに2列目の一頭としてお茶を濁す扱いになります

△5アスクコンナモンダ
重いドイツ血統である母方の影響が強い馬で、稍重〜不良馬場では【3-2-1-0】とパーフェクトである反面、高速決着や高速上がりのレースは苦手で、マイルで勝ち時計が1分32秒9以下になったレースでは【1-0-1-6】、レースの上がり3Fが34.5秒以下だった場合が【0-1-1-5】であるのに対し、34.6秒以上掛かったレースでは【5-2-1-2】と一気に成績は悪化します。中京で行われた過去3年の京都金杯における決着タイムとレースの上がり3Fは「1分33秒1(34.6秒)」「1分32秒9(35.1秒)」「1分32秒7(35.1秒)」、そして今回の決着タイム想定も過去3年と同程度ですから非常に微妙。速い脚がないのでペースが流れそうな点は良いですし、重賞通用の能力も持っているのですが、理想は確実に1分33秒以上掛かる馬場ですから、悪い意味で怖くて重い印は打てません

△9シャドウフューリー
ここまで18戦14好走、掲示板外に終わったのは一度だけと大変堅実な戦績ですが、5勝に対して2着7回の結果は「甘い」とも表現出来て、この甘さの原因は速い流れを追走すると終いの脚が鈍ると言う弱点を持っているから。また、そういうタイプにも関わらず折り合い面にやや不安がある(特に間隔が開いた場合)ことも甘さの一因となっています。ここまで挙げた5勝は全てスローラスト3F戦(その内一つは2F特化戦に近い)であることがその証明で、従って緩い流れにはならないだろう今回の想定展開は本馬にとって大きなマイナスです。
また、もし理想の流れになったとしても折り合い不安は残るわけで、直近の3勝は折り合い名人ルメールJが騎乗していたことで問題が表面化せずに勝てましたが、非ルメールJになって同じようなパフォーマンスを見せられるかは少々疑問。まあ日本人の中では馬を抑え込む技術に長けた川田Jなので過度な心配は不要とは思いますが・・・また、重賞で勝負出来るだけの能力があるかを証明出来ていない点もマイナスです。前走(24リゲルS)ではリステッドを勝ってはいますが、かなり展開に恵まれましたし、2着はスロー瞬発戦NGのセッションで、それと3/4馬身差では説得力に欠けます。また、前走ではマイル戦をクリアしているものの動き出しも遅いスローペースなので、あれを持ってマイルOKと言うのは何とも。これらから積極的に買いたいとは思えずで、それでいて上位人気に支持されるのであれば、消えても構わない程度の印に留めるべきでしょう

△12フィールシンパシー
良馬場ベスト、追走力が低いのでペースは上がって欲しくないと言うタイプ。また、自力で速い上がりを出すだけの瞬発力も持っていません。そういうタイプだけに、例えばハイペースを先行して粘り切ったり、スローペースを差しに構えて自力で差し込むと言う芸当は出来ず、スローペースを前で受けて渋太く粘る、ハイペースを後方で脚を温存して前バテに乗じて差し込む、と言う形でしか好走出来ません。近走好走も全てその形で、4走前(24福島牝馬S)は前後半47.8-46.6秒のスロー4Fロンスパ戦を先行して粘り込んだ展開利、7走前(23ターコイズS)も同46.8-45.9秒のスローペースを逃げて粘ったと言った具合。前走(24ターコイズS)は前後半46.3-46.9秒の淀みないペースを先行、直線で前が詰まる不利が無ければ2着だったと思われますので、実質的に非スローペースでも走れたと言えますが、当日は直線向い風で差しが効きにくい状況且つ風の影響で後半ラップが落ちた(=前半ラップが上がった)ことを考えるとラップほど厳しいペースでは無かったですし、風の影響で時計が掛かった面があるとは言え、同日2歳1勝Cひいらぎ賞より0.8秒も遅い決着タイムでレースレベルにも疑問符が付きますので、あれを持って展開不利を跳ね除けたとは言えず。つまり2度の重賞好走はいずれも恵まれたレースでしたから、展開に依存すると言ってしまって良いでしょう。故にハイペース想定の今回は差しに構えれば多少チャンスはあるでしょうが、前で受けてしまうと失速の可能性大。差しに構えた場合を警戒して印は回しますが、この鞍上だけに位置は取りに行きそうで・・・

△11コレペティトール
根本的に「速さ」が足りない本馬。マイル戦では高速馬場下でも1分32秒台の時計を記録するのが精一杯ですから時計は掛かって欲しいですし、10秒台の速いラップを踏めないので上がりも掛かって欲しいタイプ。つまり時計が掛かる馬場での前傾戦がベスト条件で、それが叶ったのが時計が掛かる馬場で前後半45.3-48.5秒のハイペースだった24京都金杯でした。一方で、同49.9-45.5秒の超スローラスト3F戦だった23秋色Sではキレ負けの4着、23仲秋Sでは同45.9-46.0秒とペースは流れて理想的だったものの時計が速すぎて対応出来ず5着に敗れたように、「速さ」が求められると3勝Cすら勝てていない事実がありますから、上がりが掛かったとしても相応の時計が求められる今回の条件は本馬には合いません。ただ、今回は攻め強化&いつもより終い時計がしっかりしているところを見ると、もしかすると冬場がかなり合うタイプの気が(暑さにはかなり弱い)。また相応の時計が求められると言っても極端に速い時計ではないわけで、デキの良さで克服してしまう可能性はありますから、最後に押さえておきたいと思います

【買い目】
3連複
16−1,7,10,15−1,5,7,9,10,11,12,15(22点)

1−5−16(900円)
1−7−16(600円)
1−9−16(1,200円)
1−10−16(300円)
1−12−16(400円)
1−15−16(1,300円)
5−15−16(900円)
7−15−16(700円)
9−15−16(1,500円)
10−15−16(300円)
12−15−16(400円)
5−7−16(500円)
7−9−16(600円)
7−10−16(200円)
7−12−16(200円)
5−10−16(200円)
9−10−16(300円)
10−12−16(100円)
11−16−1,7,10,15(100円×4点)

合計11,000円



以下は無印馬の短評です。
?セオ
2走前では、それまでにスローペースの経験しかないために激化する先行争いに加わって終いに脚が残せるか疑問であること、かと言って控える競馬では揉まれ弱い血統が顔を出すだろうこと、暑さに弱いので7月の小倉は堪えるだろうこと、これらから4人気でも消し評価としましたが、結果は前後半45.8-49.7秒の猛ペースを追走したことで最後は余力がなくなる大敗。陣営曰く暑さが堪えたと言うことでしたが、気温が落ち着いた前走でも同46.1-46.7秒の淀みが小さいペースを追走して早々に失速していますので、2走前の直接的な敗因はペースだと思われます。それ故に追走に脚が削がれない緩い流れが理想ですが、今回はそういう展開は望めそうにありません。もし想定よりペースが落ちたとて、少頭数戦で揉まれない位置を走るか、多頭数戦ならばハナを切った場合のみですから、16頭立てでハナを切れない形では理想の流れでも期待薄。こうなると八方塞がりですから、ここは引き続き静観が妥当です

?シュバルツカイザー
24オーシャンSからは4戦連続で二桁着順と完全に終わってしまったように思えましたが、序盤に急かせると走りがバラバラになることから、位置に拘らずマイペース追走させるようになった3走前からパフォーマンスが向上。2走前では久々の馬券絡みも果たしましたが、年齢を重ねた現在においては1200mよりゆったり追走出来る1400mの方が合っている感じがありますので、案外1600mの距離も悪くないかも知れません。ただ、24信越Sは前後半33.4-35.3秒のハイペースで大挙して追込み馬が上位を占めた展開利がありましたし、インをロスなく回った距離得も。それでいてレイベリングには完敗で、3着キタウイングと大接戦ではかなり物足りず、同じように展開が向いても、当時より一枚も二枚もレベルが上な今回のメンバー相手では馬券内好走は望めないでしょう

?ゴールデンシロップ
これまでマイルで馬券に絡んだ4戦は全て1分33秒0〜33秒5の範囲内。1400mでは1分20秒5を切った経験がなく、欧州色が濃い血統らしく遅い時計の決着で良さが出るタイプです。木村哲也厩舎から鈴木慎太厩舎へ転厩して徐々に復活の兆しが見えますが、その中でも着順が良かった2戦(24パラダイスS、24オーロC)は共にやや時計が掛かる馬場だったことと、東京芝1400らしくペースが遅めだったことで共通。マイル戦で3連勝してOP入りした時も、前述通りにいずれも1分33秒台決着でペースが速くないレースで共通していたように、スピード能力が問われないレースで良績を挙げているのはこの血統らしいところで、それだけにペースが速そうで、1分32秒台決着になりそうな今回は本馬の適性には合わなさそうです

?マテンロウオリオン
久々に1400mに使われた3走前で復調の兆しを見せましたが、あのレースは前後半34.0-35.0秒と京都芝外1400mにしてはペースが速く、内が伸びない馬場だったことで外差し馬が上位3頭を占めた展開。また、かなりメンバーレベルが低かったですから、その中での7着はさほど評価出来ません。続く2走前も同45.7-46.6秒の前傾戦で中盤も緩んで差し有利な展開。しかも終始インベタで回って来る距離得もあった中で、今回も同じレースに出走するウォーターリヒトとアスクコンナモンダには伸び負け、先行したロジリオンも掴まえられ無かった7着は平凡。これらから展開が向いても馬券内にまで入って来る可能性は低いでしょうし、ハンデ差を生かすと言っても56?ではさほど優位では無く・・・

?オーキッドロマンス
前で受けて強いロジャーバローズ産駒ですが、秋以降は逃げても粘りの無い結果ばかりで、24京成杯AHは前後半45.6-45.2秒のスローペース、24オーロCは同34.7-34.7秒の平均ペースとペースに関わらず同じ結果ですから重症で、あの粘りの無さは精神面に起因するものと思われます。前走ではブリンカー着用で一変を期待しましたが効果はなく、ああなると八方塞がり。今回はセルバーグが競って来そうで展開は楽ではないですし、ゴールドシップを付けても1000〜1200mベストなジュニパーベリーが生まれるような母系ですから距離延長もマイナス。こうなると印を回せる理由はありません

?コナコースト
5走前と4走前は苦手なスロー瞬発戦。3走前は残り250mからの失速の仕方が単純にバテただけではなく呼吸器系の疾患と思えるような様子で(詳細不明)、道中から異変があったとするならば情状酌量の余地があり。2走前は9ヶ月ぶりの実戦なのに速い時計が4本だけ、直前の3本ではかなり強い負荷を掛けた内容から急仕上げは明白でしたからノーカウントでOKと、3歳秋以降の敗戦にはいずれも大小の敗因がありました。ただ前走については、得意の淀みない流れのレースで特に大きな敗因がない中での大敗ですから言い訳は出来ず、その負け方から精神的にキレてしまっている感が。こうなった時の牝馬は立て直し困難ですから、ここでは手が出せません

?メイショウチタン
速いペースを追走すると終いの脚を失くすタイプ。OP昇級後に3着内好走を果たした6戦中4戦は東京芝1400mですが、これは同コースが基本的にスローペースになりやすいからで、この4戦は全てスロー〜平均ペースでした。一方、OP昇級後に芝で距離に関わらず前後半差0.5秒以上の前傾戦になったレースでは【0-0-1-13】とほぼ全滅ですから、相応にペースが流れそうな今回は本馬に合わない条件。ましてや外枠から外回しの苦しい競馬になりそうなのですから尚更厳しく、ここで印を回せる根拠を見い出せません
予想印
馬番 馬名
1 4 7 サクラトゥジュール
2 8 16 ウォーターリヒト
3 1 1 ロジリオン
4 1 2 セオ
4 3 5 アスクコンナモンダ
6 5 9 シャドウフューリー
7 2 3 シュバルツカイザー
8 3 6 マテンロウオリオン
9 6 11 コレペティトール
10 7 14 メイショウチタン
11 8 15 ドゥアイズ
12 4 8 オーキッドロマンス
13 5 10 セルバーグ
14 6 12 フィールシンパシー
15 2 4 ゴールデンシロップ
16 7 13 コナコースト
払戻金
単勝
7
1,200円
複勝
7
16
1
370円
240円
210円
枠連
4-8
2,420円
馬連
7-16
4,870円
ワイド
7-16
1-7
1-16
1,670円
1,100円
860円
馬単
7-16
12,060円
3連複
1-7-16
8,980円
3連単
7-16-1
69,740円
購入額 11,000円
払戻額 53,880円
収支 42,880円
予想買い目
3連複(通常)
1-5-16
 900円
1-7-16
 600円
1-9-16
 1,200円
1-10-16
 300円
1-11-16
 100円
1-12-16
 400円
1-15-16
 1,300円
5-7-16
 500円
5-10-16
 200円
5-15-16
 900円
7-9-16
 600円
7-10-16
 200円
7-11-16
 100円
7-12-16
 200円
7-15-16
 700円
9-10-16
 300円
9-15-16
 1,500円
10-11-16
 100円
10-12-16
 100円
10-15-16
 300円
11-15-16
 100円
12-15-16
 400円
600円x89.8倍=53880円払戻し
払戻金
単勝
7
1,200円
複勝
7
16
1
370円
240円
210円
枠連
4-8
2,420円
馬連
7-16
4,870円
ワイド
7-16
1-7
1-16
1,670円
1,100円
860円
馬単
7-16
12,060円
3連複
1-7-16
8,980円
3連単
7-16-1
69,740円