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2024年10月6日 東京 11R
毎日王冠 GII 芝1800m
15:45
的 中
期待値レベル 7
予想時刻: 00:10
見解
まず馬場ですが、木金と続いた雨の影響で、土曜は終日稍重での施行。メインのサウジアラビアRCが前後半45.7-47.3秒のハイペースで1分33秒0でしたが、完全良馬場ならペース的に32秒台決着でしたからそれなりに時計は掛かっていますが、土曜朝時点でのクッション値は9.6と馬場は硬く影響は小さいもの。土曜開催後から明日に掛けては降雨予報はなく、とりあえず良馬場にまで回復する見込み。気温が低いので劇的な変化はないかも知れませんが、それでも秋の東京らしい時計が出る馬場になると考えて良いでしょう。ペース次第ですが、毎日王冠は1分44秒半ばの決着予想ですから、時計が出る馬場への対応力は必須です。伸び所は近年の東京開幕週らしく内外イーブンで外からの差しもバンバン決まっている状況。あくまでペース次第で有利な位置は変わります。

続いて展開ですが、シルトホルンがハナ宣言でこれがハナ。内のヤマニンサルバムとホウオウビスケッツ、外のマテンロウスカイはいずれも折り合い最優先ですから、シルトホルンを行かせて2列目で折り合いに専念。隊列は早々に決まって、中盤でペースが上がることも考えにくくペースはスロー。ただ、道中で12秒中盤のラップを踏むようなレースではないので極端なスローはなく、緩めの平均ペースぐらい。またスローラスト3F戦になるのは決まって12頭立て以下の少頭数年だけですし、シルトホルンが逃げるならラスト3F戦にもしないでしょうから、残り800mからペースアップする4Fロンスパ戦が濃厚。前半が緩いので基本的には前有利の見立てですが、外が不利にならない馬場で4Fロンスパ戦なら差し馬もノーチャンスではありません。

【2024 毎日王冠】
◎14エルトンバローズ
○2ホウオウビスケッツ
▲1ヤマニンサルバム
☆9ローシャムパーク
△12ヨーホーレイク
△3ニシノスーベニア
△11シックスペンス
△6シルトホルン

本命◎14エルトンバローズ
23ラジオNIKKEI賞は戸崎Jのヘグりが無ければレーベンスティールには差されていたと思われる内容。同様に、23毎日王冠もソングラインとシュネルマイスターのヘグりが無ければ2頭に差されて3着だったと思われる内容。重賞2勝馬ではあるものの共に完勝とは言えないことから素直には評価しにくいわけですが、それでも23マイルCS4着は力が無ければ残せない実績でもあって、例年よりもメンバーレベルが落ちる今年のメンバーの中ではやはり実績も能力も上位に位置すると思います。
4歳になってからは奮わない結果が続いていますが、4走前(24中山記念)は見るからにグリップが利かない走りになっていた通りに緩い馬場が敗因の全てと言う訳あり敗戦。洋芝で水分含水率が高かった3走前(24チャンピオンズマイル)も同様で、2走前(24安田記念)は香港帰りで白井の競馬学校→東京競馬場で過ごす環境で思うように調整出ない状況、更には直線で進路を探すために長らくカニ歩きするロスも考えると、セリフォスと0.2秒差&ジオグリフと0.1秒の結果はむしろ褒められるもの(直線がスムーズならば5着か6着だったと言う判定)。これらは全て能力で負けたわけではないですし、前走(24中京記念)については、飛ばした先頭集団から離れた6番手の本馬でも前後半47.4-48.5秒のハイペースにも関わらず、かなり早めに動き4角先頭の強気の策が裏目に出て差し馬にやられた展開不利。自身のラスト5Fラップは11.4-11.7-12.0-12.5-12.3秒でしたが、ハイペースを追走しつつラスト5F目に最速ラップを踏むような競馬ではバテるのは当然で、59?を背負っていた状況、速い時計がもう一本欲しい調教過程だったのですから尚更(流石に鞍上もレース後に早めに動きすぎたことを反省するコメントを出している)。むしろあれで3着に残せたのは力の証明で、24安田記念の結果を踏まえても、やはりG3レベルでは能力上位で、G1でも馬券には絡めるだけの能力は持っています。
今回はG2と言ってもG1級馬がほぼ存在しないメンバー構成なら本馬の能力で足りますし、良馬場でも時計が掛かっていた前走より今回の方が馬場が向くことは昨年に証明済み。斤量1?減もプラスで、調教の動きも素晴らしかった昨年と同等あるいは今年の方が良いのでは?と思えるぐらいですからデキも問題なし。近走は常にゲートが遅いだけに自由度の高い大外枠もむしろ歓迎で、こうなると死角らしい死角はなし。後述するように上位人気馬が各々不安材料を抱えている状況の中で大きな不安点が無いのは強みで、それでいて5人気と舐められた人気に留まるのですから、本馬から馬券を組み立てれば何の問題もないレースです。
尚、人気を落としている一因に大外枠が挙げられると思いますが、過去10年における東京芝1800mの大外枠馬の複勝率22.1%は、全馬平均の22.5%と大差なく、近5年に限ると大外枠25.8%→全馬平均23.3%と大外枠は全く不利になりませんし(東京芝1800mと芝2000mは外枠が不利にならないように年々ゲート角などの変更・調整が行われている)、大外で嫌われる分で単回値158円・複回値85円とむしろ期待値は高くなっています。

対抗○2ホウオウビスケッツ
行きたがる面が強く、それにより自滅するような負け方になったのが5走前の23中日新聞杯(デキの問題や、鞍上の頭を抱えるようなペースメイクも大きな敗因でしたが)。折り合いを教えると言う意味でマイル戦に使われたのが4走前と3走前でしたが、マイルの流れでも折り合うことは出来ず、そんな状態のまま迎えたのが2走前(24巴賞)でしたので、恐らく掛かって自滅するだろうと見ていました。ただ、このレースから着用したメンコの効果なのか、はたまた滞在競馬が良かったのか、2角までは行きたがったものの以降は折り合いが付いて快勝。続く前走(24函館記念)も同様に2角までは行きたがったものの、以降はしっかり折り合えて3馬身半差の快勝。特に前走はペースを考えると時計も素晴らしいもので、あの競馬が出来るならばここでも上位争いは必至です。
近2走は展開に恵まれたことが否めないので過大評価は出来ませんが、今回も同様に展開に恵まれそうなら過小評価することもなく、24東京新聞杯では距離不足のマイルで1分32秒3で走破出来ているので高速決着も心配なし。と言うことで本命にすることも考えましたが、近2走でなんとか折り合えているのは滞在競馬のおかげである可能性はあって、当日輸送の競馬でも同じように折り合えるかは未知。また、実はインに潜り込みにくい枠の並びで外で浮いてしまう可能性がある点も怖いところ。更には入念に乗り込まれてはいるものの、24函館記念や24東京新聞杯には少し及ばない感じがあるのも嫌で、これらから圏外に沈んでしまう可能性もそこそこあると思われますので、2番手の扱いとしました。

単穴▲1ヤマニンサルバム
右回りでは外に張ってしまう悪癖があり、左手前の走りもイマイチ。ここまでに挙げた6勝は全て左回りであるように、まずは馬柱から右回り戦を消してしまって良いです。そして、かなり前向きで行きたがってしまう面があって、道中は逃げて気持ち良く走らせるか、馬群内で前に壁を作って折り合わないと道中で消耗して終いに脚が使えない傾向があり、左回りで負けたレースは概ね折り合いを欠いて自滅したもの。左回りで逃げるか馬群内で無理にでも折り合わせたレースでは「23白富士S3着→23オクトーバーS1着→23中日新聞杯1着→24新潟大賞典1着」と一度も凡走しておらず、唯一勝てなかった23白富士Sは道中で前をフラフラ走っていた馬に3角で進路を閉められてブレーキを掛け、直線でも進路がなかなか見つからなかった訳あり敗戦ですから、実は全く底を見せていません。
今回は左回りの最内枠ですから条件は絶好で、この枠なら行く馬が居なければ逃げれば良いですし、主張して来る馬が居れば、枠なりで出して抑え込めば自然と馬群内の競馬が出来ますので、どういう形でも好走パターンは作れます。2000mに良績が集中していますが、勝つ時は早め先頭からラスト1Fは何とか我慢するようなレース振りですから、1F程度の短縮なら問題なし。と言うことで条件は完璧なので本命にしようと考えていたのですが、かなり気になるのが調教過程。間隔を考えると攻め量は明らかに少ないですし、これまでに例がない3週連続の一杯追いは急仕上げの裏返しとも。調教量が水準ならば迷わず本命だったのですが・・・流石にこれでは少々狙いが下がりますね。

4番手☆9ローシャムパーク
国内12戦10好走、5走前(23函館記念)ではブローザホーン、4走前(23オールカマー)ではタイトルホルダーとゼッフィーロを撃破しての重賞2勝、G1での連対歴も持つように10好走の質も高く、実績と安定感はここでも最右翼と言っても良いです。ただ、この安定した成績はルメールJとレーンJの構成に依るところが大きく、と言うのも本馬は非常に乗り難しい面があるから。前進気勢が強すぎて折り合いに課題があることがその最たるものですが、ルメ―ルJはそういうタイプを宥めて乗ることには一日の長があり、見た目にもそれほど掛かっているように見えないことがほとんどで、その騎乗成績は【4-1-1-0】と一度も凡走歴がありません。一方で、ルメ―ルJ以外(ほぼ戸崎Jですが)が騎乗したレースでは見た目にも折り合いに苦しむ様子が分かるレースばかりで、その成績は【2-2-0-3】と明らかに好走率は落ちていますし、7戦中4戦が新馬戦&条件戦で相手が弱かったことを考えるとかなり深刻。今回は戸崎J騎乗になりますから、まずこの点が問題になります。
また、直線が長いコースに替わることも問題で、と言うのは本馬のストロングポイントが高い持続性能にあるから。5Fロンスパ戦を押し切った23オールカマーや残り1300mあたりから捲ってかなり長く脚を使った24大阪杯はその最たる例ですが、この高い持続力はコーナー4回コースでこそ最も生きるものです。一方で直線が長いコースでの実績は多くなく、近走の中ではスローラスト3F戦だった23むらさき賞ぐらい。このレースを勝ち切っていますので十分に対応は出来ますが、スロー4Fロンスパ戦だった24宝塚記念では道中で折り合えなかったことも影響してキレ負けしていますから、東京コースへの対応も問題になります。
従って今回はかなり評価を落とそうと考えていましたが、走行フォームの変更に励んだと言う陣営コメント通りに最終追い切りではかなり折り合って走れており、これならば戸崎Jでも何とかなるチャンスが。大箱コースは課題であり続けますが、スーパーG2とは呼べない程度のメンバーレベルであればナーバスになりすぎることもないでしょう。と言うことで、能力の高さも含めて総合的に考えれば3連複の2列目には入れる4番手あたりに据えるのが妥当かと考えます。

△12ヨーホーレイク
ここまで10戦のキャリアで馬券に絡めなかったのは21皐月賞と21日本ダ―ビーのG1×2戦だけ。この2レースにしても0.6秒差5着と0.6秒差7着ですから大敗したわけではなく、残る8戦も途中で目の外傷による7ヶ月の休養、屈腱炎による2年2ヶ月もの長期休養を経たレースもあるわけで、そういった中で常に安定した成績を残しているのですから立派で、大変強い馬だと思います。
ただ、競馬における「強さ」の尺度は様々で、本馬に関して言えば持久力や持続力が問われるレースで強いと言えて、どういう展開・条件でも強いわけではありません。その最たる例が2走前(24新潟大賞典)で、このレースでは59?を背負っていたとは言え、G3での3着の結果は前後と比較しても明らかにパフォーマンスを落としています。その理由はこのレースがキャリア中で2度しかない後半に11.0秒以下のラップを踏んだレースだからで、こういう速さが問われる展開では100%の能力は発揮出来ません。ちなみに24新潟大賞典以外で後半に11.0秒以下のラップを踏んだのが21日本ダ―ビーで、このレースではキャリア中で最低着順の結果になっています。そういうタイプだけにギアチェンジが伴いやすい東京コースに舞台が替わることは嬉しくないですし、速さの意味が違うとはいえ1800mに距離短縮してスピードが要求されることも少なくともプラスではないでしょう。また、近走では行きたがる面が強くなっていることから馬群に入れにくい外枠もマイナスで、これらから少なくとも今回はパフォーマンスを落とすでしょう。それでも能力の高さを考えると無視は出来ないのですが、あくまで相手の一頭と言う扱い以上には評価出来ません。

△3ニシノスーベニア
前走(24エプソムC)でようやく点と点が線で繋がりましたが、母方はニジンスキー×レインボークエスト×アグネスタキンの配合による中距離型血統。そこに父ハービンジャーですから距離適性は長めに出るはずで、事実全兄弟の2頭は共に2000mを中心に使われています(両馬共に未勝利でしたが)。従って本馬のフィジカル的には中距離型のはずですが、一貫してマイル以下の距離に使われて来たのは折り合い不安などのメンタル的な問題があるから。だからこそ、マイル戦では1分33秒前半より速い時計決着になると根本的なスピード不足で甘さを見せていたわけですが、言い方を換えれば不適距離でもOPまで出世出来るポテンシャルはあると言うことです。
従って、キャリア中で初めて1600mを超える距離に使われた前走(24エプソムC)の好走は必然だったわけで、それを見抜けずに無印にしたことは完全なボーンヘッド。前後半46.7-46.4秒のやや緩めの流れでも何とか折り合えたように、近走では課題の折り合いにも目途を立てており、引き続きの1800m戦、17番枠だった前走よりも圧倒的に戦いやすい内枠と条件も良くなるわけですから、当然ここもチャンス十分と思えます。ただ、その前走は59?を背負ったレーベンスティールに完敗でG2以上級とは明確な力差があると思えましたし、今回はコース中心の調整で近走とパターンを変えて来たのも微妙(負荷は今回の方が掛かっているのでプラスと捉えることも出来ますが)。ここが悩ましいところで・・・

△11シックスペンス
3人気に支持された24日本ダ―ビーは自信の消し評価でしたが、まずはその24日本ダ―ビーにおける評価文を転載します。
「母は7ハロンのG1勝ち馬で、6ハロンのG2を2勝した短距離馬。祖母、曾祖母は主にマイル前後で実績を残したマイラーでスピードが勝った母系。そこにキズナが配されたのが本馬ですが、馬体はあまり胴伸びがなく首の付き方も立ち気味。可動域の狭い歩様からもどちらかと言うと母方の血を強く受け継いでいると思われるマイラーで、歩様と同じく伸びのないフットワークから機動力と一瞬の反応の良さに良さがある小回り・内回り向きタイプと思われます。ここまで3戦3勝と底を見せていませんが、その全てが中山コースでのスロー瞬発戦。しかも3戦中2戦はスロー2F特化戦なので、一瞬の反応の速さが活きたと言う点で本馬の特性にドンピシャだったレース。唯一4Fロンスパ戦になった2走前(23ひいらぎ賞)が同日の新馬戦に毛が生えた程度の凡戦だったことは偶然ではなく、速い脚を使う区間が長くなればなるほどパフォーマンスを落とすタイプだと思われます。
そうして迎える今回ですが、まず血統的にも馬体的にも600mもの距離延長は大きなマイナスと思えますし、一瞬の脚だけでは乗り越えられない大箱コース替わりもマイナス。更にはダービーはなかなかスロー瞬発戦にならないレースでもありますから、今回の条件替わりは全く嬉しくないものだと思います。そしてそもそもが勝ち負けに必要な古馬3勝C超級の時計・ラップを出したことがなく能力的にも威張れないのですから、ここで買う理由はなし。これで3人気ならば迷うことなく消し評価で良いです」
その24日本ダ―ビーは予想通り馬券外に沈んだわけですが、レースではそれまでに見せなかった掛かる面を見せ、3角でペースアップするまで終始力んだ走りに。その上で向かない距離、初めてとなる5Fロンスパ戦ならもっと負けていても不思議ではなかったわけで、9着に粘ったことは正直なところ想定外。秋のクラシックトライアルの予想で再三書いたように、この24日本ダ―ビーはかなりのハイレベルメンバーでもありましたから尚更で、思っていたよりも強い馬なのだと認識することになりました。
従って600mの距離短縮で適距離に近付く今回は多少マークが必要だと思いますが、それでも淀みない流れに乗ってどれだけ走れるかは未だに未知ですし、あくまでベストは小回りコースと言う見立て。前走で予想以上に頑張れたからと言ってもあくまで着外ですし、長い直線でどれだけ脚が持つかも未知。その上でルメ―ルJ騎乗で前走に引き続き過度に人気するのであれば、消すところまでは行かずとも評価を落とすことが正解と思えます。

△6シルトホルン
時計が出易い馬場がベスト、緩めの流れから長く脚を使う形がベスト、強い調教負荷を掛けない新開厩舎らしく使って良くなる傾向、これらが本馬を考える上でのポイントになります。これらを踏まえて近走を振り返ると、良馬場で5Fロンスパ戦だった23ラジオNIKKEI賞で2着好走→放牧明けの23セントライト記念でパフォーマンスを落とし→一度使われてスロー5Fロンスパ戦だった23オクトーバーSで2着好走(重馬場表記も時計が出る馬場)→23福島記念は4角で長らく待たされる不利があったので参考外。放牧明けの24白富士Sでパフォーマンスを落とし→24東風Sは一度使われたものの時計が掛かる馬場と距離不足だった分で4着まで→24六甲Sは重馬場なのでノーカウント(長距離輸送で体も大きく減らした)。このように概ねパターン通りに好凡走を繰り返しており、その観点で言えば中7週の24メイを使た後の中2週、前後半46.7-46.4秒の緩めの流れ、時計が出易い馬場だった2走前(24エプソムC)はベスト条件だったわけで、だからこそ本命に抜擢したわけです。ただ、結果はレーベンスティールはともかく、2着ニシノスーベニアにも2馬身差を付けられる完敗で能力の限界を感じる内容。今回は当時よりも相手強化しますし、中9週と間隔が開いた臨戦で条件が悪化するわけでもありますので、ここで24エプソムCよりも着順を上げることはちょっと考えにくいです。それでも印を回したのはやけに調教の動きが良いこと、今回はハナを切ってマイペースで進められる点で24エプソムCより楽な競馬になること、の2点。ここに可能性は見い出せるわけで、12人気ならば拾っておいても良いだろうと判断。

【買い目】
3連複
14−1,2,9−1,2,3,6,9,11,12(15点)

1−14−2,11,12(300円×3点)
1−14−3,6(100円×2点)
1−9−14(500円)
2−3−14(400円)
2−6−14(200円)
2−9−14(1,300円)
2−14−11,12(1,000円×2点)
3−9−14(500円)
6−9−14(200円)
9−11−14(2,200円)
9−12−14(1,800円)

合計10,200円


以下は、無印馬の短評です。
?カラテ
音無厩舎への転厩初戦だった2走前(24鳴尾記念)では0.5秒差6着と、競走馬として終わってしまったと思えた3走前以前からは随分と内容良化。最終追い切りでは坂路4Fの自己ベストタイムを出すなど熱のこもった調教も奏功した感がありましたが、近走よりも結果が良かったと言うだけの話で、開幕週馬場を終始インベタで回りつつ、伸びずバテずで前を1頭も掴まえられず、後ろからは差されると言う結果は特に評価出来るものではありませんでした。前走(24宝塚記念)の結果を持ち出すまでもなく、現状ではG3レベルでも厳しいと思えますから、そこから一段階上のレベルである今回のメンバー相手に劇的な上昇を見せられるとは考えられません。

?エアファンディタ
適性や能力云々以前に、この中間はごく軽めのコース追い1本と坂路2本(内、1本は軽め)と言う調教内容。中3週で再輸送になりますが、それにしても負荷は軽く熱が感じられません。前走がトモの炎症による長期休養明けでしたが、この調教過程を見ているとまだ脚元の不安があるのではないかと考えてしまいます。緩い流れから終いの脚を生かす流れでこそ良さが出るタイプなので、大箱の1800m戦は悪い舞台ではないですが、デキが伴っていなければ、それ以前の問題で・・・揉まれたくないタイプなので多頭数の内枠もマイナス。

?ダノンエアズロック
3走前(24弥生賞)は太目残りと直線で手前が換わらなかったことから右回りも敗因になったものでノーカウント。前走を迎える前の段階では、その24弥生賞を除くと3戦3勝だったわけですから、24日本ダ―ビーで5人気に支持されたのも分からなくはないです。ただ、24プリンシパルSは2勝Cに達しているかも怪しい低レベル戦で、いくらデキ途上だったとしても全く説得力を持たないパフォーマンス。それ以前の2勝もスロー瞬発戦を先行して抜け出しただけの内容で、時計・ラップ的にも特筆すべきものでは無し。だからこそ24日本ダ―ビーでは無印にしたわけですが、予想通りに馬脚を露すことになって14着大敗。もちろん距離が長かったことも大きな敗因にはなったと思いますが、それと共にそもそもの能力も足りなかったことであの大敗になったと判定しています。今回はベストに近い距離に替わりますからその点は良いのですが、未だ2勝C級以上の時計・ラップで走破出来ていない以上は肝心の能力がここでは足りない可能性が非常に高く、更には追い切りの動きももう一歩。それでいて上位人気に支持されるのであれば、ここもバッサリ切り捨てるのが正解でしょう。

?トップナイフ
前走(24札幌記念)は前後半60.5-59.1秒のスローペースながら、6Fロンスパ戦なので前で受けた組は決して楽ではなかった展開。2番手追走のノースブリッジが1着、3番手のジオグリフが2着と先行馬が上位を占めたのはこの2頭が単純に強かったからで、前に楽な展開だったのであればアウスヴァール(次走楽逃げで24オールカマー2着)は7着にまでバテることは無かったでしょう。従って、インベタで回って来つつ差す競馬をして6着だった本馬のパフォーマンスは特に褒められたものではなく、プログノーシスと0.3秒差&シャフリヤールと0.1秒差に頑張った、と言うよりも、展開不利のアウスヴァールと時計差なし&適正外距離で状態面も疑問だったチャックネイトと0.1秒差でしかなかった、と表現する方が正しいでしょう。24函館記念よりはパフォーマンスを上げましたが、まだまだG2で互角に戦うレベルではなく、デクラレーションオブウォー産駒が【0-1-0-13】と良績が無い東京芝1800mへの舞台替わりもマイナスで。

?マテンロウスカイ
折り合いに難しさのある本馬。昨年1月に去勢手術をされてからは緩和されましたが、それでも前に馬を置く形では今でも力む面は変わっておらず、だからこそ4走前(23リゲルS)と3走前(24東京新聞杯)では距離不足と認識しつつもマイル戦に使われたわけです。ただ、重賞マイルではスピード不足を露呈した24東京新聞杯を経て、再度1800m戦にトライしたのが2走前(24中山記念)。このレースで見事に重賞制覇を飾るわけですが、このレースは前後半47.2-49.5秒の前傾消耗戦なのに4角2・1・4番手馬が上位3着までを占めると言う特殊な内有利馬場。2番手追走のエエヤンが13着にバテたように、もちろん力が無ければあのハイペースを先行して残すことは出来なかったわけですが、ただ元来があのような持久戦は得意なタイプですし、折り合い的にもペースが流れたことは幸いしたはず。また、絶対的なスピードに欠けるだけに、時計が掛かる決着になったことも本馬に味方しましたので、言わば条件が完璧に嵌まったと考えて良いでしょう。
前走(24ドバイターフ)は現地で馬体が減ってしまったらしく情状酌量の余地はありますが、それでも前後半47.6-47.0秒のペースを逃げて残せていないことは看過出来ませんし、日本式計測で1分44秒後半決着になった影響があったと考えることも。3着好走した23エプソムCも1分45秒5の決着で時計が掛かっていますし、1分44秒7の決着だった23メイSではサクラトゥジュールにひねられていますから、1分44秒台決着必至の今回はまず時計面でマイナスになります。また、内に先行馬が3頭揃った上でのこの枠では外で浮いて折り合いを付けられない可能性が高いですし、間隔が開いた割に調教量も不足気味&追い切りの動きもイマイチでデキ自体にも疑問が。従って今回は静観が妥当だと思います。

?オフトレイル
例年インベタで回って来る馬に利がある開幕週のラジオNIKKEI賞。本馬のようにコーナーで4〜5頭分外を回しつつ、直線大外と言うのは典型的な消えるパターンだったはずですが、その形で差し切ってしまうのですから素晴らしく、あのパフォーマンス自体は褒められるものだったと思います。ただ、戦前から指摘していたように、あのレースは超の付く低レベルメンバー戦で、事実頭差2着のシリウスコルトは次走の24小倉記念で9着に、0.2秒差3着ヤマニンアドホックはかなり展開に恵まれた24セントライト記念で4着に敗れており、古馬相手はおろか同世代のトップクラス相手にも通用していませんから、あの結果を過大評価することは危険です。また、散々キレ負けして来たタイプだけに、前後半46.4-46.9秒の速めの平均ペースで、レースの上がり3Fが段階的に減速した展開も本馬に味方した面もあったでしょう。今回は前走より二段階も三段階も相手強化しますし、苦手な瞬発力が要求されそうな展開もマイナスに。これでは流石に通用しないでしょう。
予想印
馬番 馬名
1 7 11 シックスペンス
2 2 2 ホウオウビスケッツ
3 8 14 エルトンバローズ
4 1 1 ヤマニンサルバム
5 4 6 シルトホルン
6 5 7 ダノンエアズロック
7 7 12 ヨーホーレイク
8 6 10 マテンロウスカイ
9 5 8 トップナイフ
10 6 9 ローシャムパーク
11 3 4 カラテ
12 8 13 オフトレイル
13 3 3 ニシノスーベニア
14 4 5 エアファンディタ
払戻金
単勝
11
350円
複勝
11
2
14
170円
220円
230円
枠連
2-7
900円
馬連
2-11
1,780円
ワイド
2-11
11-14
2-14
790円
750円
910円
馬単
11-2
2,620円
3連複
2-11-14
4,370円
3連単
11-2-14
17,060円
購入額 10,200円
払戻額 43,700円
収支 33,500円
予想買い目
3連複(通常)
1-2-14
 300円
1-11-14
 300円
1-12-14
 300円
1-3-14
 100円
1-6-14
 100円
1-9-14
 500円
2-3-14
 400円
2-6-14
 200円
2-9-14
 1,300円
2-11-14
 1,000円
2-12-14
 1,000円
3-9-14
 500円
6-9-14
 200円
9-11-14
 2,200円
9-12-14
 1,800円
1000円x43.7倍=43700円払戻し
払戻金
単勝
11
350円
複勝
11
2
14
170円
220円
230円
枠連
2-7
900円
馬連
2-11
1,780円
ワイド
2-11
11-14
2-14
790円
750円
910円
馬単
11-2
2,620円
3連複
2-11-14
4,370円
3連単
11-2-14
17,060円