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中央レース&成績

 

2019年11月10日  5回京都4日目

京都
11R
エリザベス女王杯 GI
2200m  3歳以上  オープン  牝 国際  18頭 
定量 /  晴  15:40発走 
本賞金:10500、4200、2600、1600、1050

クロコスミア

 2年連続でG1エリザベス女王杯は2着。特に昨年は、直線に入ったあたりで逃げ切りの雰囲気も漂ったが、ただ一頭後方から伸びてきたリスグラシューにクビ差交わされ、悔しい一戦だった。  春のG1ヴィクトリアマイルでも大きな見せ場をつくり、レコード勝ちしたノームコアから0.1秒差の3着。1番人気だったラッキーライラック、G1ウイナーのアエロリットに先着している。その後はG2札幌記念(7着)を叩き、G2府中牝馬Sは過去に勝った実績もあり3番人気。しかし2番手から伸びきれず5着に終わっている。  札幌記念7着、府中牝馬S5着と一見物足りないが、昨年も同レース8、5着の後のエリザベス女王杯で2着に来ており、今年も警戒が必要。G1勝負型の馬であることを忘れてはならない。

クロノジェネシス

 昨年のオープン・アイビーSで、上り32秒5の末脚を披露して他を圧倒。G1阪神JFでもダノンファンタジーの半馬身差2着に入っている。今年はG3クイーンCから始動し、33秒1の強烈な脚で差し切り。クラシックでも期待が高まったが、G1桜花賞は3着、得意の東京に変わったG1オークスも3着と、あと一歩が足りなかった。  秋は前哨戦を叩かず、G1秋華賞はブッツケ。馬体重20キロ増に不安もあったが、これは成長の証の一つであることがレース後にはっきりする。中団やや前でレースを進め、4コーナーでは抜群の手応えで先行勢の真後まで進出。直線に入ると力強く抜け出し、オークスで先着を許したカレンブーケドールに2馬身差をつける完勝で、牝馬3冠最後のタイトルを勝ち取った。  大きな成長を見せ、今度はラヴズオンリーユー逆転を目指す。

スカーレットカラー

 3歳頭にG3フェアリーSで2着に入るなど早くから活躍は見せていたが、G1桜花賞は8着と、当時はトップクラス相手では力不足が否めなかった。自己条件もすぐには勝てなかったが、今年5月の1600万パールSの勝利で条件クラスを卒業。するとG3マーメイドSでは中団から伸びて勝ち馬から0.1秒差の3着と久々に重賞で結果を出した。G3クイーンSでは、先に抜け出したミッキーチャームを強襲し、クビ差まで迫っている。  上昇一途で迎えたG2府中牝馬S。近2戦同様、スタート後は抑えて後方に位置。4コーナーでも後方から2番手だったが、外へ持ち出し残り2F過ぎに追い出されると、一気にギアが上がり前方馬群を強襲。フロンテアクイーン以下を鮮やかに差し切り、初の重賞制覇を果たした。  決め手の鋭さはメンバーでも上位。京都の外回りなら、得意の末脚を発揮するのに十分の舞台だ。

ポンデザール

 精神的にも体質的にも弱いところがありデビュー当初は成績も不安定だったが、3歳8月に初勝利。この後も約9か月の休養に入っている。長期休養明けとなった500万荒川峡特別は、素質の違いを見せて差し切り。2勝クラス北海Hも、3コーナーから捲り気味に進出し、連勝を決めている。  これで3勝クラスに昇級したのだが、陣営は強気にオープンの丹頂S出走を選択。中団を追走し前走同様3コーナー過ぎから動き出すと、一気に先行勢に並びかけ、残り1Fでは先頭。その後は独走状態になり、2着に3馬身半差をつける楽勝。50キロの軽ハンデを考慮に入れても、力の違いを感じさせる勝ち方だった。  半兄はG1宝塚記念、G1香港ヴァーズを勝ったサトノクラウン。偉大な兄を持つ血統と、4連勝の勢いでG1も突破したい。

ラッキーライラック

 新馬、G3アルテミスS、G1阪神JF、G2チューリップ賞と無傷の4連勝。同世代の主役を張る存在だったが、G1桜花賞でアーモンドアイの強襲に屈し立場は逆転。以降はG1オークス3着、G1秋華賞9着と、アーモンドアイの躍進とは逆に、成績を落としていった。  その後も勝ち星から見放されているが、G2中山記念では直後に海外G1を勝つウインブライトのクビ差2着に入り、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、エポカドーロら牡馬G1ウイナーに先着。G1ヴィクトリアマイルでも、ノームコアのレコードタイムから0.1秒の4着に入線している。G2府中牝馬S(3着)を叩き、本番を迎える。  これまでは、秋華賞(北村友騎手)を除き、全て石橋騎手が騎乗。しかし今回はスミヨン騎手に乗り替わり。陣営の勝負度合は、これまで以上に高い。

ラヴズオンリーユー

 新馬、500万白菊賞をともに強い内容で連勝し、牝馬戦線のトップクラス入りは確実だったが、弱いところがあって無理をせず休養入り。G1桜花賞は回避し、同日のリステッド忘れな草賞に出走。直線で楽々抜け出して3連勝を決めた。  迎えるは、大一番のG1オークス。中団でしっかり折り合い脚を溜めると、直線は外に進路を取り追撃開始。エンジン全開すると、先に抜け出していたカレンブーケドールに襲い掛かり、2頭の競り合い。これをクビ差制し、無敗の4連勝で樫の女王の座に就いている。  秋はG1秋華賞を目標にしていたが、蹄の軽い不安で回避。その影響もなく、G1エリザベス女王杯出走が叶った。1週前にはCWで一番時計を出し、仕上がりに不安は無し。無敗の5連勝を達成すれば、半兄リアルスティール(G1ドバイターフ勝ち馬)に続き海外への挑戦も見えてくる。

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