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2018年11月11日  5回京都4日目

京都
11R
エリザベス女王杯 GI
2200m  3歳以上  オープン  牝 国際  17頭 
定量 /  晴  15:40発走 
本賞金:10500、4200、2600、1600、1050

アドマイヤリード

 強烈な末脚を武器に、昨年のG1ヴィクトリアマイルを制覇。条件クラスから瞬く間にG1ウイナーに伸し上がり、勢いは続くかに思えたが、その後は急停止。G2阪神牝馬Sでは、勝ったミスパンテールから0.1秒差の4着に入線し復活気配。しかし連覇を目指したG1ヴィクトリアマイルでは、2番人気に推されたが見せ場なく8着。休養明けのG2府中牝馬Sも、上り3F32秒7の脚を繰り出したが上位馬も止まらず7着と、なかなか上位進出まで及んでいない。  G1勝ちをしているように、力は足りるはず。条件戦連勝で進撃を開始した京都コースに変わり、好調時の走りを思い出したい。

カンタービレ

 3戦目に初勝利を挙げ、続くG3フラワーCではトーセンブレスを抑えて重賞勝ち。勢いに乗ってG1オークスに臨んだが、直線失速し大敗している。  秋初戦のG2ローズSは強気の先行策で、4コーナーでは先頭。直線でも脚色乱れず、サラキア以下を抑えて快勝。G1秋華賞は一転、中団で抑える競馬。近くを走っていたアーモンドアイに引き離されたが、この馬自身もしっかり脚を伸ばし、3着にまで押し上げた。  先行してよし、差してよしと、脚質に幅が出てきたのは大きな収穫。オークス大敗時に距離不安を挙げられていたので2200mの距離が微妙だが、力をつけた今なら大丈夫だろう。

ノームコア

 デビューから2連勝して休養。約半年ぶりとなったG3フラワーCでも3着に入り、力のあるところを見せた。一叩きれたG2フローラSで期待は高まったが、外枠不利の東京2000mで16番枠に入る不運。それでも積極的に2番手を進み、直線も粘って3着。ただ今年からオークス出走権利が2着馬までと変わり、残念ながらオークス出走はならなかった。  今度こそG1出走権利獲得を目指したG3紫苑Sは、好位から抜け出すと一気に後続を引き離し、マウレアに3馬身差をつける快勝。しかし疲れが出たため、G1秋華賞は回避せざるを得なかった。  その疲労も取れて、今度こそG1のエリザベス女王杯に出走。前走の勝ちっぷりから、古馬相手のG1でも通用する雰囲気はある。

フロンテアクイーン

2勝馬だが、重賞2着が5回もある。今年も安定感は抜群で、G3中山牝馬Sはカワキタエンカを半馬身差まで追い詰めての2着。G3クイーンSは、ディアドラに離されたものの、オークス馬ソウルスターリングを交わして2着に入っている。  G1級の馬が並んだ豪華メンバーのG2府中牝馬Sでは、上り32秒台の切れ味勝負に参戦。最終的にディアドラ、リスグラシューの2頭に及ばなかったが、G1ウイナーのジュールポレールやアドマイヤリードに先着。牝馬のトップクラス相手でも好勝負できることを印象付けた。  最近は1800m以下のレースばかりだが、血統的に2200mも問題なし。人気にならないタイプなので、馬券的な妙味は大きい。

モズカッチャン

 昨年のG1エリザベス女王杯の勝ち馬。その昨年は好位から抜け出すと、先を行くクロコスミアに並びかけ、最後はクビ差交わしての1着。3歳馬の身で、ミッキークイーン、ヴィブロスら歴戦の強者を破った。  古馬となった今年は勝ち星こそないものの好内容のレースを連発。G2京都記念は4着も、同世代の牡馬クラシックホースであるアルアイン、レイデオロと接戦。G1ドバイシーマクラシックは6着に終わったが、帰国初戦のG2札幌記念は、次戦の天皇賞・秋で2着のサングレーザー、ダービー馬マカヒキと少差の3着と見せ場をつくった。  昨年勝っていることから、今年も大目標の一戦。熱発でG2府中牝馬Sを回避した影響は気になるが、牡馬G1級と互角勝負をした能力でカバーできる。

リスグラシュー

 ここまでG1勝ちはないが、2着は4回。今年も好調で、G1ヴィクトリマイルでも後方から猛烈な脚で上位に迫り、ジュールポレールに並びかけたところがゴール。最終的にハナ差及ばず悔しい一戦となったが、唯一上り32秒台を記録し、負けて強しの競馬だった。  秋初戦となったG2府中牝馬Sでも、上り32秒6の素晴らしい脚を繰り出しての2着。ディアドラが更に上回る脚で差し切ったのだから、相手を褒めるしかない。そのディアドラが不在だけに、ここはチャンス到来だ。  不安を挙げるなら距離。昨年も同レースは8着に敗れており、2200mで懸念の折り合い難が出ると厳しい。鞍上モレイラ騎手の腕にも期待がかかる。

レッドジェノヴァ

 この夏に急成長。休養明けの1000万洞爺湖特別を叩き、1000万北海道150年記念では、強気に4角先頭から押し切る強い内容で快勝。続く1600万ワールドオールスタージョッキーズ第2戦も、早めに仕掛けて危なげなく勝利しオープンクラスへ。  迎えたG2京都大賞典は、これまでとは比較にならない相手強化の上、別定戦で斤量差も大きくなく、厳しい状況だった。実際好位置から番手を下げたときは力の差を思わせたが、直線で反撃を開始すると、サトノダイヤモンドを半馬身差まで追い詰める2着に入線。重賞4勝のアルバート、ジャパンC勝ち馬シュヴァルグランに先着した。  牡馬のトップクラス相手に通用することが分かった今、牝馬限定のG1では無視できない存在だ。

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