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― 「競馬ブック」のレイティング指数とは、<各馬の8走前の持ち点をベースに、その後の一走ごとのレースレベル(各馬のレイティングの平均値)からタイム差を換算した前7走分の平均値>である。わかりやすく言えば、馬の実力を近走のデータから数値化したもの。 ―
― 森田式の基本は、このレイティング指数を徹底的に分析することで生まれた。連対した馬がレイティングでどのような評価をされたのかを、3000レース以上に渡って調べあげたのである。 ―
― 森田はデータとにらめっこしながら、来る日も来る日も「競馬ブック」をめくり続けた。
そして、とうとう発見したのだ。
驚いたことに「的中馬券」をつかみ取るためのルートは2種類あった。
ひとつは、高配当を得るための、爆発力に満ちた作戦。
もうひとつは、確実に収支をプラスに持っていくための、堅実な作戦。
― さらに研究を進めた森田がつかんだのは成功の確信。ターゲットを絞り、見送るべきレースは手を出さない。方程式から浮上した買い目を盲信せず、本当にこれでいいかどうかを確認してから買う。いくら買い目が出ていても、不安材料がある馬やレースは切る。
これさえ守ることができたら、どちらの戦法でも勝てる。 ―
― 虫のいい話だが、そうなれば無敵。
その可能性をたっぷり秘めた馬券術が、以下に紹介する「ドラゴン10」と「コメントコードX」なのだ。 ―
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― 競馬場にはそれぞれコース特性があることはよく知られている。 ―
― レイティング指数はその特性にいちいち対応して出される数字ではなく、全般的な馬の能力値。そこで、指数の順位と競馬場ごとの連体率出現パターンを組み合わせることにより、オリジナルな買い目が出現したのだ。
たとえば、「ドラゴン10」では東京競馬場の対象レースなら、すべてA〜Hの組み合わせ10通りの買い目で勝てる(レイティング上位馬からA、B、C・・・とランク付け)。 ―
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― 森田に一撃必殺のパワーを与えたのが「ドラゴン10」なら、安定した資金源となっているのが「コメントコードX」。穴狙いの戦術にはどうしてもスランプがあるが、こちらは堅実な利益をもたらす。 ―
― ここで森田が目を付けたのは、レースごとに馬柱欄についている短評。「順当」「伏兵多し」「ヒモ穴注」など、同紙には35種類のコメントがある。
これをひとつずつ分析すると、コメントごとに強い指数順位、弱い指数順位が見つかった。 ―
― さらに出走頭数に目を移し、10頭立てならどうか、16頭ではどうかと調べてゆくと、より明確に「買えるコメント」と「買えないコメント」の組み合わせが見えてくる。
逆に特徴が見出せず「買わないほうが賢明なコメント」、「買えない出走頭数」もはっきりする。 ―
― ふたつの戦法を合わせ持つ森田式は「スーパー・レイティングマシーン」と命名された。人気のある競馬新聞利用型でありながら、意表を突く発想と、地道な分析を基礎とする的中率・回収率の高さがウリである。
・・・長期検証を続行中の特捜班では、すでに森田式で万馬券もゲットしたし、渋い本線馬券をオサエることもできており、日毎に"実力派の馬券術"という評価が高まっている。 ―
― ・・・「スーパー・レイティングマシーン」がコケおどしではなく、攻めと守りのバランスを念頭に置いた、実用的な考えに沿って開発されたものであるという特捜班の見解に納得してもらえると思う。 ―
『競馬 最強の法則』2001年2月号より
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