競馬最強の法則WEB 競馬最強の法則WEB トップへ戻る
無料会員登録有料情報の申込みと解除
最強予想 ブログ 中央 投票STREAM 地方 投票STREAM 予想大会 POG大会 馬掲示板
完全なる買い方トップ完全なる買い方トップ
完全なる買い方とは(重賞レース)重賞レース
完全なる買い方とは(万馬券狙い)万馬券狙い
重賞レースのサンプル
万馬券狙いのサンプル
過去の完全なる買い方
結果情報
完全なる買い方とは(万馬券狙い)
1.重賞とは違うアプローチが必要
 ズバリ結論から言うと、重賞以外の平地の条件戦は、重賞と同じような予想方法は通用しません。最も重要なファクターは競走馬の実績(格)であることは重賞と同じですが、少し別の角度から考えたアプローチが必要になります。

 それは何故か? 大きな理由は二つあります。一つはJRAの競走番組の問題です。「完全なる買い方とは(重賞編)」で述べたように、過去のレース傾向を分析する手段は、毎年一定の条件下で行なわれて初めて有効になります。ところが、500万、1000万、準OPクラスなどの特別戦は、レース条件が重賞に比べて安定していません。○×特別、▲△ステークスという名称のレースは、ほぼ毎年同じ時期に行なわれてますが、レース条件がコロコロ替わるというのが現状です。昨年は芝1600mで行なわれていたのに、突然今年からダ1800mに変更されたり、といったケースが頻繁に起きます。そうなるとデータ分析に支障をきたすことになります。精度の高いデータ分析を行なうことが難しくなります。

 もう一つの理由は、レースの性質の違いです。条件クラスの特別戦は、「みんなが狙う」、「ここステップにして次を狙う」といったような競馬関係者の意思が働きにくい傾向があるからです。たとえば、「1000万クラスの○△特別を目標に」と言って仕上げてくる厩舎が、果たして全体の出走馬のどれぐらいいるのか……。そうなると、仮に過去10年同一条件で行なわれていて、データが揃っていたとしても、過去の好走馬に共通の実績が見つけにくいというのが現状です。

 また、条件クラスに出走する馬の臨戦過程はさまざま。芝⇔ダートで目先を変えてくるケースや、距離延長・短縮で新味を求めるケースも多々。遅れてきた素質馬が、500万→1000万→準OPとクラスの壁を簡単に突き破って連勝することもあります。条件クラスのレースでは、必ずしも実績がある馬ばかりが勝つとは限りません。よって、クラス実績がある馬ばかりを買っていては、馬券で儲けることは難しいはずです。

そうした理由から、条件クラスのレースでは、実績(格)だけとらわれず、格がない馬や昇級初戦の馬なども積極的に狙っていく方法が必要になってきます。
2.個々の競走馬をパターン化させる
 古馬の500万、1000万、準OPクラス、そしてOP特別のレースでは、過去5走の成績に基づき、競走馬個々をパターン化させます。過去5走で最も良い成績を見て、以下のような11個のパターンに分類します。
パターン 成績
格上クラスで3着以内
同クラスのコース距離同条件1着
同クラスのコース距離異条件1着
同クラスのコース距離同条件2着
同クラスのコース距離異条件2着
同クラスのコース距離同条件3着
同クラスのコース距離異条件3着
前走格下クラスのコース距離同条件1着
前走格下クラスのコース距離異条件1着
同クラスで勝ち馬から0.5秒差以内、かつ4、5着
同クラスで1番人気で6着以下
【パターン一覧の見方と注意】
・各馬の過去5走の競走成績を調べ、最も良い成績(上位パターン)のレースを探して、その馬にパターンをつける。パターンは以上の11通り。
・競走実績は必ず芝とダートで分ける。例えば、今回のレースが1000万クラスの中山芝1800mだった場合、過去5走以内に同じ1000万クラスの中山芝1800m(現級同条件)で1着の実績を持つ馬がいたらパターン「A」となる。また、同様に過去5走以内に1000万クラスの京都芝1800m(現級異条件)で1着の実績を持つ馬がいたらパターン「B」となる。
ただし、1000万クラスの中山ダ1800mで1着の実績があっても「B」とはならない。つまりは、どのパターンにも該当しない。

・近5走以内に3ヶ月以上の休養がある場合は、それも1走にカウントする。
・このパターン分類法は古馬混合の500万、1000万、1600万、OP特別限定。重賞や2、3歳限定の条件戦では通用しないので注意。
3.レースをイメージする
 各馬のパターンを分類したら、いよいよ予想に入ります。一応、表の上位のパターンを持つ馬ほど実績(格)があると言えますが、重賞のときのように単純に格が上位の馬ばかりを本命にして買うわけにはいきません。 例えば、「S、A、Bのパターンを持つ馬がたくさんいたら、その中から勝ち馬が出る」、逆に「S、A、Bのパターンを持つ馬が少なかったら、X、Yのパターンを持つ馬から勝ち馬が出る」といった傾向・特徴があったりするので、個々のレースによって狙い方が変わってきます。明確な定義はまだ断言できませんが、とりあえず各馬をパターン化させることによって、そのレースの性質(レベルが高いのか低いのかなど)が、ある程度イメージできるようになるはずです。