まずは以下3つの馬券と成績をご覧ください。
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★2018年有馬記念
1着 8番ブラストワンピース
2着 12番レイデオロ
3着 15番シュヴァルグラン
三連単8−12−15 253.4倍×200円=50,680円的中
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★2018年チャンピオンズカップ
1着 2番ルヴァンスレーヴ
2着 12番ウェスタールンド
3着 9番サンライズソア
馬連2−12 30倍×300円=9,000円的中
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★2017年古都ステークス
1着 5番トミケンスラーヴァ
2着 8番コウエイワンマン
3着 4番ノーブルマーズ
馬連5−8 497.9倍×100円=49,790円的中
下線を引いている馬が私の本命です。
なぜ私がこれらの馬を本命にすることができたのか、実は共通点があります。
それは「ミドルステージ馬券に該当している馬」だということです。
ミドルステージ馬券とは、簡単に言うと「中盤タイム」が優秀な馬を狙う馬券のことです。
詳細については後述しますが、とても有効的な馬券術です。
また下級条件よりも上級条件でより効果を発揮します。
やはり上級条件になると、レース自体締まったペースになりやすいという点で、ミドルステージ馬券は存在感を表します。
ちなみに2018年秋のGI(短距離戦・交流戦除く)は、11レース中9レースで、ミドルステージ馬券該当の馬が馬券圏内に入っています。
・秋華賞
・菊花賞
・エリザベス女王杯
秋華賞 | アーモンドアイ | 1着 |
菊花賞 | エタリオウ | 2着 |
天皇賞秋 | サングレーザー | 2着 |
エリザベス女王杯 | モズカッチャン | 3着 |
マイルCS | ステルヴィオ | 1着 |
ジャパンカップ | アーモンドアイ | 1着 |
チャンピオンズカップ | ウェスタールンド | 2着 |
阪神JF | クロノジェネシス | 2着 |
朝日杯FS | 該当馬なし | ― |
有馬記念 | ブラストワンピース | 1着 |
ホープフルS | 該当馬なし | ― |
該当馬がいなかった2レースは2歳戦です。
2018年の2歳戦は全体的にペースに偏りのあるレースが多く、結果的にGIレースでは該当馬なしが2レースありましたが、その2レース以外では確実に馬券圏内に来ています。
ミドルステージ馬券とは
ミドルステージ馬券とは、レースの【中盤】の区間に注目した馬券術です。
レースを「前半―中盤―後半」と3つに分けた場合、ほとんどのレースは【中盤】の区間が一番遅くなります(短距離戦、特にダート戦を除く)。
この【中盤】にどのようなラップを計測し、どういうレースをしたのか、そこが一番重要だという考え方です。
その中で私は、この【中盤】で、速いタイムを計測したレースに着目しています。
人間が走るマラソンでもそうですが、中盤はゆっくりしたいものです。
この区間で体力を温存し、後半の爆発力に備えます。この中盤が速いと非常に厳しくタイトなレースになります。
それは競馬でも同じで、中盤が速いとゆっくりできる区間がなくなるので、当然脚は溜まりません。後半はバテバテのレースになります。
ただそんな中盤が速いレースで見所のある競馬をした馬、またその中で敗退してもそれほど大敗していない馬は、力があるという証拠です。
見所のある競馬をした馬の基準として、中盤の速いレースでマクった馬、または通過順位を上げている馬に一番注目しています。
要は、その馬は速いレースで更に速い脚を使っているということです。
これはかなり無理をしていることになりますが、逆に言うと、そこで大敗していない馬はかなり価値の高いレースをしたということになるので、次走以降で好走する確率がグッと上がります。
もし出走馬の近走に全体タイムが同じ馬が出てきたら、迷うことなく中盤の速い馬を狙うようにしましょう。
このミドルステージ馬券は、人気は関係ありません。
軸にするのに最適な馬が分かります。
該当する馬を選ぶ具体的な方法は、
電子書籍において公開しています。
該当馬が分かれば、あとはどう買うかが重要になってきますが、買い方や狙い方に関しても
電子書籍に詳しく書いています。
そしてこの
電子書籍でミドルステージ馬券を理解した時には、
「これは使える。もうミドルステージ馬券のトリコだ!」と思っていただけることでしょう。(そうあってほしいです!)
それだけのものに仕上がっていると自負しています。
ミドルステージ馬券の世界を是非ご堪能下さいませ!